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魔法少女リリカルなのは

タイトル:魔法少女リリカルなのは(小説)
作者  :?
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

あくまでアニメの補完小説という位置づけになりますが、
そういう前提で読むとプリシアの過去話とか、なのはvsフェイトの決戦に際する細かい駆け引きなど実に興味深い。ファンならば買って損はしないでしょう。

私はサウンドステージ3というのを聞いていないのですが、アマゾンのレビューも参考にしつつ言いますと
「13話のあと、サウンドステージ03がないとしたら」 という位置づけの話です。
アニメと比較すると多少話が前後していて、プリシア事件の後にフェイトとの決戦に至る話になってます。大筋ではストーリーに変わりはなく、アニメのエピソードの補完と捕らえるのが適当かと。
アニメの脚本を書いた方がノベライズを担当しているので、キャラクターなどに違和感を感じることはありません。また、小説の性格が「アニメのエピソードの補足」であることはあらかじめ念頭に置いて読んでください。最初から小説の作りが「単体でも勝負できるような細かい描写などを楽しむもの」とは異なっていますのでそこだけご注意を。

で、そう理解した上で読めばあの決戦で二人はどんな駆け引きで戦っていたのか?がわかったりと、十二分に読んだ意義のある話でした。


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