名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「……お姉ちゃんと一緒にいたいって思ってくれないの?」
「――えっ? あ、いやっ……ちがっ――」
「でも、今確かにはっきり言ったよね――『別に御影と一緒にいたくてここにいるわけじゃない』って、折角お姉ちゃん、光輝に会いたくてここまで来たっていうのになぁ……光輝はそういうこと言うんだ……」
「い、いや、だからそれはそういう意味じゃなくて! 俺がここにいる理由はそれだけじゃないって言っただけだ!
ここまで会いに来てくれたんだ……出来るだけ一緒にいたいし、お前をどっかに連れてってやりたいと思ってるに決まってるだろ……」
「…………本当に?」
「――ああ」


タイトル:影・光 暴走編(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かげなあさみ:影名浅海
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?
キャラ :星之宮御影&星之宮光輝 (12 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

陰陽師の家系で双子で強度のブラコンお姉ちゃんと、シスコンの自覚はないけど端から見たらそうとしか見えない双子の弟・光輝。そして光輝のことが好きだけどいつまで経ってもストレートに言えないツンデレな師匠・ルーシー。
この三人を軸としたラブコメ……あ、あれ? ファンタジーだったっけ?
すいません、物語よりもそっちの方がついに気になって……(笑)

というわけで台詞解説。
女は女優なのです。御影さん、ルーシーが見ているのを承知の上でマッチポンプのごとく火をつけて回ってます。これ、あくまで健全な話なのでエロ展開になったりはしないんですが……ブラコンにも程がある! そして無自覚に周りを落としまくる弟。いいぞもっとやれー。