名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「星野一輝」
「私はお前を壊すために、ここにいる」
「これが13118回目の”転校”だ。その数には私もいい加減いらだっている。なので、今回は気晴らしに宣戦布告しておく」
「星野一輝。私はお前を屈服させる。早々にお前の最も大切なものを、私に差し出すがいい。抵抗は無意味だ。なぜか? そんなことは簡単だ。私は――」
「――どんなに時を経ても、お前の側にいるからだ」


タイトル:空ろの箱と零(ゼロ)のマリア(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :よんいちご:415
デザイン:?
編集  :?
キャラ :音無彩矢 (17 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

時間ループものミステリ風味。
ループものなので、少々構成はややこしいですがSF色はないのでそんなに取っつきにくさはないはずです。

それでは台詞解説。
いきなり冒頭から思わせぶりな台詞を発してますが……。序盤でこの台詞を読んだ時は「なんつー仰々しい台詞だ!」という程度の感想しか持たなかったんですが、一度読了してからもう一度読み返してみると言ってる意味が理解できるようになります。
いやはや意味深ですね。