名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「本を閉じれば、物語は終わってしまうのかしら? いいえ! それはあまりにも味気ない読み方だわ。あらゆる物語は、わたしたちの想像の中で無限に続いてゆくし、登場人物たちも生き続けるのよ。
わたしたちは、その物語を、明るい光に満ちたものにすることもできるし、哀しく切ないものにすることもできる。だから”文学少女”であるわたしは、彼らの未来が素晴らしいものであると想像するわ!」


タイトル:“文学少女”と繋がれた愚者(小説:ファミ通文庫)
作者  :のむらみづき:野村美月
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?
キャラ :天野遠子 (280 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

文学少女シリーズはおすすめです。
物語をむしゃむしゃ食べて、恍惚とその味を語る妖怪(らしい)遠子先輩が、非常にいい味を出してますね。
しつこいようですが、図書館に置いたり女の子にも安心してすすめられる良作。詳細は画像クリックで~。

さて、台詞解説。
演劇で、某文学作品を演じることに絡んで、登場人物の一大事とリンクして語られています。ポジティブに! あーこういうところ、ほんとに遠子先輩はすごいなあ。