名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

12/04/04 - の記事

デキる神になりますん

タイトル:デキる神になりますん(小説:ファミ通文庫)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :nauribon
デザイン:?
編集  :?

引きこもり神様の更正コメディ。
さびれ行く温泉地を復興させる!……の前にリアルに出るべし。
キャラがいいですねー。
あと、田舎の温泉地という風情が上手く出てました。あまり派手な部分はない作品ですが、こういう落ち着いた話もいいですね。おすすめ。

たぶん、他の森田季節作品と比べると、かなり定番寄りのはずなんですが、それでもところどころに顔を出す独特さ。
ヒロイン格のくらがりさまは引きこもりにしてはスペックの高い神様なんですが、引きこもりへの転落というのはどこにでも転がっているのだなあという意味で妙なところでリアルな気持ちに。

それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game4:ロックドルーム・ゴッデス(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

今回の鍵となるのは、神様。……魔術じゃなく神様!?

主人公は、魔術を形作る偽りを言葉にすることで、その魔術を破壊できるという世界で唯一の存在で、主人公を軸に物語が進行します。アクションよりもミステリ風。理詰め感覚ですね。

はい、理操魔術が出てくるこのシリーズで神様が登場しちゃいました。
これほんもの? なんかトリックあるんじゃないの?と読者を見事に混乱に陥れてくれます。
で、結局どういうことなのかはレッツ本編。