名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

11/09/15 - の記事

彼と人喰いの日常 (GA文庫)

タイトル:彼と人喰いの日常 (GA文庫)(小説:GA文庫)
作者  :かみさかねこ:火海坂猫
絵師  :春日歩
デザイン:?
編集  :?

第3回GA文庫大賞<奨励賞>受賞作。

いじめを受けていた主人公を救ったのは、人喰いの妖・黒衣。
意図せず契約を交わしてしまった主人公は、毎月一人誰かを指定して彼女に喰わせないといけない……

うおおお、いいね、これはいい!
思い切りダークなノリじゃないですかこれ。黒衣のキャラが、いかにも人外してて最後まで目を離せません。おすすめ!

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 3

タイトル:俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる 3(小説:GA文庫)
作者  :ゆうじゆうじ:裕時悠示
絵師  :るろお
デザイン:?
編集  :?

風紀委員の冬海愛衣さんが、本格的に参戦のようです。

おお、別にドロドロしてはいないけど今回はそれなりに修羅場ですね。
タイトルにもあってて実にいいことです。
冬海さんツンデレなんですが、妄想力がマジぱねえっす!

Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン

タイトル:Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン(小説:GA文庫)
作者  :のぞうみこうた:望公太
絵師  :晩杯あきら
デザイン:?
編集  :?

最後のオチがすべて。

いやー、最初タイトル見た時に「これレーベル間違ってね? ガガガ文庫じゃね?」と思いながら読み始めたわけですが、心底そういう話でした。
死にたくなって、ネットで調べたところ『自殺屋』の文字に目が留まってお仕事を依頼。かくして主人公に一週間後の死が予定され、最後の一週間を送ることになる……そんな後ろ向き青春ストーリー。
うーん、どう言ったものか。物見高い人にはおすすめ。なにせGA文庫最薄に近いんじゃないか、というくらい薄いこともあってあっという間に読めますので、そのオチとやらをご体験ください。

バベル

タイトル:バベル(小説:電撃文庫)
作者  :なかたあきら:中田明
絵師  :ひと和
デザイン:?
編集  :?

ブラックコメディーの入った群像劇。
第17回電撃小説大賞<最終選考作>。

日本国内ナンバーワンとナンバーツーのマフィアの同盟とか、国宝の盗難という大事件、それに加えてシスターやら、クビになりそうな治安官やら、探偵やら、様々な人間別々の行動がやがて繋がってきます。

新人さんで、今後への期待も加味しておすすめ。