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[第7回MF文庫Jライトノベル新人賞＜編集長特別賞＞受賞作。

これ以上はないくらいにとっつきやすい4コマ風ラノベ。
なんせ連作短編形式ですが、1話２ページですから！

ライトノベルを手軽に楽しめる小説と捉えるのなら、この辺はひとつの到達点と言えるでしょう。スナック感覚が半端ないです。まあそれだけに野球は適当にしかやってませんけど、部活しない部活ものなんて一山いくらでありますからね（笑）。
きちんとキャラは立ってますのでおすすめ。

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第7回MF文庫Jライトノベル新人賞＜優秀賞＞受賞作。

１に変態、２に変態、３４がなくて、５に少しいちゃラブ。これがこの作品のほぼすべてです。赤枠おすすめいっときましょう！

物語全体のバランスで見ると、圧倒的に主人公の親友である影時の変態パワーが強すぎて、主人公の影が薄くなっていたりとかそういう部分もあるんですが、とにかく変態パワーが半端なくて変態よければすべてよし状態ですね！

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触られるだけでもう駄目、女性恐怖症の主人公・坂町次郎と、涼月家の男装執事・近衛スバルを軸に繰り広げられるラブコメ。アニメも無事放映され、物語の方もぼちぼち畳に入りつつあるようで、告白イベントが発生してきてます。

今回はどっちかというとマサムネ回なんですが……。

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一世一代の告白のはずが、間違って妹の方にしてしまい、しかも当の妹は木星人だと主張していて！？

宇宙人を自称する少女とのコミュニ-ションといえば、「電波女と青春男」が思い出されますが、同じようなテーマでも作者が違うとここまで変わるのかーというのがおもしろいところですね。

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変態王子と笑わない猫も第四弾、今回は短編集ですね。

このシリーズは、形式自体は典型的なMFのラブコメそのものなんですが、会話劇のセンスが抜きん出てます。変態王子をはじめとする、各キャラから、「どうやってそんな言い回しが出てきたの！？」というような、型にはまらないフリーダムでその上ガトリング砲のごとく次々に繰り出される会話の数々が癖になるんですよね。

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へ、へ、変態だーっ！！ エロコメだーっ！！

これはやばい。
まずもって主人公が己のリビドーに忠実すぎる！ あらすじには「ちょっとえっちな妄想もするが、至って健全な」男子高校生と書いてありますが、大嘘です。なにごとも直球勝負！ あまりにも直球なのでいっそ清々しい。
ヒロインもやばい。
プロ級ストーカーでそのうえ寝取られに興奮しちゃう妹属性とか、小さいものにハアハアしちゃうとか、ぺろぺろされるのが癖になっちゃったり、おいどうすんだこれ。

一番まともなのが、正ヒロインの淫魔っておかしいよ！
というわけで……メーター振り切ったエロコメとして赤枠オススメですっ！

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水泳部で百合ん百合ん……え、泳がない？　ん、男も出る？

作者が作者だけに予想はしていましたが、やっぱりというかゆるいながらも独特な雰囲気の掛け合いが癖になる？物語。
一応、水泳部が舞台ではあるんですが基本は水泳部員三人しか出てきません。スク水は着てますが、泳ぎません。
「どゆこと？」
つまりですね、部活の休憩時間しか物語上では語られないのです。女の子三人が駄弁ってのんびりしている時間だけにスポットが当たっているという。
なるほどこれはおもしろいところついてきました。独特なノリなんですが私としてはおすすめ！

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友達いない者同士が、「友達を作るために」入部した隣人部で、なんだかんだいいつつリア充ライフを繰り広げるラブコメ。

基本的にはいつも通りのノリではあるんですが……
今回、夜空さんの株が暴落してます（爆）
ああ、あの内弁慶な強さを誇っていた勇姿はいったいどこに……。

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早逝した父の後を継いで、財閥の後継者になろうとしている少年・将悟。しかし、高校生活の間に伴侶を見つけるべしという条件を満たす前に、父の隠し子である妹だと名乗る人物が将悟と接触を図る！？

毎回、手を変え品を変え妹の脅威にさらされるミステリ風シリーズ。
でも、4巻で将悟の妹も判明してそろそろ締めにかかるのかな？と思っていたら……うん、甘かった。まだ妹の脅威は去ってなかったよ！

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あとがき曰く、
「オタクのヴァンパイア兄妹とオタクの退魔師とパンピーの主人公がだらだらだべる話」とありますが、まあまるっきりその通りです。
アクセントとして、退魔絡みの事件も起こるけどおまけですおまけ。

以上説明終わり。……いやもうこれ以上紹介しようがないんですって！
良くも悪くも実にMFらしい作品になってるので、お好みでどうぞ。ちなみにオタク的な会話内容は、すべて架空のものになってますがほぼモデルが存在するんでわかる人にはわかります。そういう楽しみ方がしたい人向き、かなあ？

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君はもう表紙カバーをめくったか！？
一応、気づいてない人もいそうだからご参考までに。

まったく持っていつも通りな、超強い異能を持ちながらも恋のライバルとどつき合う時と過去話ぐらいにしか使わないという、ある意味思い切ったラブコメ。

……なんですが、今回は少々様子が違います。
一乃さん、異能を失ってしまいました。さあどうなる！？

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「高校デビュー」を目指すもの同士が、秘密を共有して運命共同体となるラブコメ。

……うーん。高校の入学式初日だけで終わってしまうという展開は思い切ってますね。三人の少女それぞれとの出会いを描いたからだろうけど。このシリーズについては、まよチキの作者だし、2巻でエンジンかかるのではないかという期待をしておくということで。

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三股かけて、にっちもさっちもいかなくなるラブコメ。ただし偽彼氏だけどな！

設定の勝利ですね。
三股かけるとかどんな下衆野郎だ、って話に普通はなるけど、これは主人公がいい人すぎて少女たちからの「偽彼氏になって！」という頼みを断りきれず、気がつけばすっかり深みにはまっているという……。
声優の卵なボクっ娘、格闘無双の幼馴染、深窓のお嬢様、と三人三様取り揃えておりますです。いやあこれはいいニヤニヤだ。

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都市伝説を扱った話はけっこうあちこちにあるんですが、このシリーズはちょっと切り口が変わってます。主人公自らが都市伝説となり、他の都市伝説と対峙するんですが、消すこともできるんだけど片っ端から助けてしまい、結果ハーレムが進行するというそういう物語。

が、これがなかなかに侮れない。
思い切りハーレム化してるくせにけっこう熱く、そのうえ先輩が好き！というそのことにはブレがないという。ラブコメ＋αとしておすすめのシリーズ。
今回はとうとう大人の階段を！？

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夜魔の一族の最後の生き残り・高夜椋郎が、平穏無事な毎日を送ろうとするものの、敵や「煩悩」に悩まされる物語。

えっちいシーンが出てくるには出てきますが、それよりは煩悩という言葉こそがふさわしいですね。こういうのって、書けそうで書けないと思いますので、さすがは十文字青ということか。

血の味を知らなかった少女（あるいは処女）・蔵島翠子、吸血鬼に爆誕、か！？

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修行中の魔法少女二人が、魔法的に特殊な体質を持った少年をスカウトして奪い合ったり、不本意ながらも協力したりする現代魔法アクション。

……なんですが、なんかこう非常に会話のキャッチボールが独特で、自分は好きだけどこれ一般受けはしないんじゃなかろうか、などと思いつつ追いかけていたところ、3巻にて終了のようです。あああ。

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女性恐怖症の主人公＆執事コメディ。

毎度おなじみジロウを弄ぶ涼月奏お嬢様。
今回は、いろいろあって8歳に逆戻りして、『デレちゅきさん』になってしまいました！

しかし、子供っぽくなったようでもやはりデビルの素質が失われたわけではなく、どうあっても他人を振り回すことに変わりなし。
ま、キャラのやりとりが安定してる鉄板シリーズ。アニメはどうなるんですかねえ？

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6年間、ずっと離れ離れに暮らしていた兄妹がやっと一緒に暮らしはじめたはいいけれど、その妹は極度のブラコンで、しかも気がつけば生徒会長や副会長、親友までとお近づきになって……という、まあがちがちに定番のラブコメ。

ではありますが、このシリーズはMFの他作品に埋没することなく、きちんと自己主張ができてます。さてそれは何かと言いますと……

妹のいじられキャラとしての圧倒的な存在感！ これに尽きますね。
ラノベというご都合ファンタジーでは、お兄ちゃん大好き妹なんぞ珍しくもないわけですが、姫小路秋子の場合、あんだけ結婚しても構わないなど大胆発言を繰り返してお兄ちゃんべったりな割には、まるでおにいちゃん耐性がない。甘い言葉を投げかけられるだけでいちころ。
このへんの絶妙なバランスがあるので、読んでて楽しいんです。

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