名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

なないれんいち:七位連一

11/08/25 - の記事

アキハバラヴァンパイアナイト

タイトル:アキハバラヴァンパイアナイト(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :Anmi
デザイン:?
編集  :?

あとがき曰く、
「オタクのヴァンパイア兄妹とオタクの退魔師とパンピーの主人公がだらだらだべる話」とありますが、まあまるっきりその通りです。
アクセントとして、退魔絡みの事件も起こるけどおまけですおまけ。

以上説明終わり。……いやもうこれ以上紹介しようがないんですって!
良くも悪くも実にMFらしい作品になってるので、お好みでどうぞ。ちなみにオタク的な会話内容は、すべて架空のものになってますがほぼモデルが存在するんでわかる人にはわかります。そういう楽しみ方がしたい人向き、かなあ?

09/01/29 - の記事

丸鍋ねこ3 白崎チカ王政復古 (殴)

タイトル:丸鍋ねこ3 白崎チカ王政復古 (殴)(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :ぱこ
デザイン:?
編集  :?

カオスなおもしろさの学園コメディ。
ひらめきで次から次へと騒動のタネを運んでくる少年・春田リクと、リクの友人一同がこれでもかというくらい賑やかな学園模様を演出してくれます(笑)
最初から最後まで暴走しっぱなしですが、これがもう実に爽快! おすすめ。

08/11/21 - の記事

蘭ひょう捜査記録(蹴)―丸鍋ねこ2

タイトル:蘭ひょう捜査記録(蹴)―丸鍋ねこ2(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :ぱこ
デザイン:?
編集  :?

めちゃくちゃカオス。話の筋なんてもうあってないようなもん!>褒め言葉です
1巻の時も、「丸鍋ねこを笑わせる」という目的のもと、割とフリーダムな話になってましたが、2巻は1巻に輪をかけて強烈です。
学園祭を舞台に各キャラが好きなように動き回ります。
かっちりとしたストーリーが好みの人には不向きですが、キャラと勢いを愛する人にはかなりストライク率高いと思われ~。

08/08/24 - の記事

丸鍋ねこ改造計画(仮)

タイトル:丸鍋ねこ改造計画(仮)(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :ぱこ
デザイン:?
編集  :?

デビュー作「地を駆ける虹」でいきなり超鬱展開をかまして、ごく一部で話題になった作者の人の新作。

すさまじい勢いで主人公が暴走する電波一歩手前のハイテンションコメディです。
笑おうとしないクラスの美少女を笑わせるために奔走する少年・春田リクの物語。

08/05/09 - の記事

地を駆ける虹3

タイトル:地を駆ける虹3(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

1巻当初、中二病としか言いようのない主人公(内訳:努力はしないけど、他人に実力が追い抜かれていくのはコンプレックス感じまくり)は、その報いを受けて散々悲惨な目に遭う救いがたいストーリー……だったんですが。
なんかこう……すごく、普通です。

07/12/27 - の記事

地を駆ける虹2

タイトル:地を駆ける虹2(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

まずはじめに。1巻は重症な中二病ファンタジーでした。
「強くなりたい」と言う事だけは一人前で、そのための努力は全くこれっぽちもせず、そのくせ他人をうらやみ他人の実績を自分の手柄のように嘘をついて語り、その報いをこれ以上はない形で受けるというどうしようもなく痛すぎる話だったわけですが……
まだ完治はしていないものの(そりゃそうだ)、主人公の少年・ネイヴは痛すぎる授業料を払った事で、多少は人間的に成長してどうにか見られるレベルに。
ただし、本質的に作品傾向は変わっていないのでやっぱり痛いです。

07/09/23 - の記事

地を駆ける虹

タイトル:地を駆ける虹(小説:MF文庫J)
作者  :なないれんいち:七位連一
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

なんという中二病ファンタジー!>褒め言葉
ものすごく簡潔に言うと、現実が直視できていない主人公が、とうとうその代償として絶望を背負うことになるファンタジーです。
読めば読むほど、割と洒落にならない痛々しさですが、だがそれがいい!!
いやー、表紙絵見た段階では正統派、もしくはコメディ色のやや強いファンタジーだと思い込んでいたのですっかり騙されました。