名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

おおとりのかずま:鳳乃一真

12/08/03 - の記事

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3

タイトル:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金3(小説:ファミ通文庫)
作者  :おおとりのかずま:鳳乃一真
絵師  :赤りんご
デザイン:?
編集  :?

龍ヶ嬢七々々がかつて集めていて、今は〈遺跡〉の奥深くに眠る、不思議な力を宿したお宝『七々々コレクション』。
これを、主人公はじめ様々な事情を抱えた面々が狙うというトレジャーハントアクションです。

タイトルをみると、いかにも七々々がヒロインのように思えますが、あえて断言します。彼女は舞台装置のようなもの、真のヒロインは自称名探偵・壱級天災です!
切れ者で、そのくせかわいいところもあり、主人公とはライバル関係にしてお互い好意を抱いている……もうね、ほんとにお似合いですよこの二人はね!

で。3巻では、天災がある事情からまともに活躍しなくなって、これがもうストレス溜まること! いかにこの物語に必要なキャラなのかよくわかりました。

12/04/02 - の記事

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2

タイトル:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金2(小説:ファミ通文庫)
作者  :おおとりのかずま:鳳乃一真
絵師  :赤りんご
デザイン:?
編集  :?

天災は本妻、七々々さんはドラえもん。
雪姫姉さん? ……姉とか言いようがないな! あるいは愛人ポジション。

トレジャーハンターもの。
今回も面白かったです。重護、雪姫姉さんと破局か!?

12/02/02 - の記事

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1

タイトル:龍ヶ嬢七々々の埋蔵金1(小説:ファミ通文庫)
作者  :おおとりのかずま:鳳乃一真
絵師  :赤りんご
デザイン:?
編集  :?

第13回えんため大賞<大賞>受賞作。

一言で表すと、学園冒険小説。
実家の家業を継ぐことを拒否して勘当され、人工学園島での生活を余儀なくされた主人公が、もろもろあってトレジャーハンターの真似事をする羽目になる、そういうお話。
確か大賞の受賞者は久しぶりだったような。文章は落ち着いていて、安心して読めます。
奇をてらった部分がなく、いい意味で古き良き、という言葉が似合う作風ですね。黒枠おすすめ。