名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

甘塩コメコ

10/04/09 - の記事

精恋三国志 1

タイトル:精恋三国志 1(小説:電撃文庫)
作者  :ななしゅうにこ:奈々愁仁子
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/01/12 - の記事

A=宇宙少女2×魂の速度

タイトル:A=宇宙少女2×魂の速度(小説:電撃文庫)
作者  :?
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

これはいい青春小説。おすすめ。
ちょっと想像の斜め上を行くというか微妙にフェイントをかけられましたが、終わってみれば実に清々しい輝きを残してくれましたね!

幽体離脱体質の少年・孝文は、告白して玉砕した心の傷が斜め上に発動し、なんと幽体離脱したまま月まで行くという暴挙に出て、そこで一人の少女に出会った……

09/10/16 - の記事

ノブレス・オブリージュ ~茅森楠葉の覚悟~

タイトル:ノブレス・オブリージュ ~茅森楠葉の覚悟~(小説:GA文庫)
作者  :こまつゆうき:小松遊木
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

第1回GA文庫大賞<奨励賞>受賞作。

女剣士たちの学園青春ストーリー。女子校が舞台ですが、友情表現は至って平穏なので、ノーマルな人にも楽しめるはず。体裁としては由緒正しき?少女小説っぽくなっていて、もちろん(妄想)百合ん百合んの好きな人は迷わず買って損無し!

08/09/19 - の記事

七歳美郁と虚構の王

タイトル:七歳美郁と虚構の王(小説:ガガガ文庫)
作者  :くがぼんちょう:陸凡鳥
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

第2回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<佳作>受賞作。

なんということでしょう。
普通におもしろかったよ!
演劇めいた仰々しいやり取りは好き嫌いがちょっと分かれるかもしれませんが、少なくとも個人的にはガガガの新人賞絡みではRIGHT×LIGHT以来、久々に「普通に」楽しめました。
長尺の台詞回しが好きな方(例えば奈須きのことか)におすすめ。

08/07/29 - の記事

ワイルドブーケ―花の咲かないこの世界で

タイトル:ワイルドブーケ―花の咲かないこの世界で(小説:一迅社文庫アイリス)
作者  :?
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

ジャンル:百合!(公式でそう謳ってます)
人口が激減し、同性愛が法律で明確に禁止されさらには男女は16歳になると同時に即結婚することを義務づけられた国。
そんな国で、もうすぐ16歳になろうとする並はずれた美貌と気難しさを持った姫様と、新しく姫のお付きになったメイドの愛。
最終的には略奪愛?っぽく。

百合とは言うものの内容的には極めて健全なので、普通の人(笑)が読んでも全然問題ないレベルでした。
むしろ設定が結構大上段に構えていたので、どんなすごい展開かと思ったけど「本人は望まぬ貴族の政略結婚にぶっ壊す」のは定番中の定番ですね。

08/04/18 - の記事

ミステリクロノ 3

タイトル:ミステリクロノ 3(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

基本的にエンタメとミステリというのは非常に両立が難しく、どうしてもどっちかに軸がぶれることになるんですが、これは比較的エンタメしつつ、「ミステリ風」でなくきちんと「ミステリ」として作品を作ってます。
元・天使の少女が、人間の個体時間を操作する特殊な銃・クロノグラフを落としてしまい、7つを回収してくるまでは人間にされてしまった……。
時間ミステリです。
ただし、操作される時間は適当SFのようにアバウトな運用ではなく、厳格なルールに基づいているのでミステリが成立するわけですね。

……今回も、ころっと騙されましたorz

07/12/14 - の記事

ミステリクロノ 2

タイトル:ミステリクロノ 2(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

ライトノベルとミステリを両立させようとするとなかなか難しいのですが、前作トリックスターズを含めこの作者の人はエンターテイメント性やキャラクター性を損なわず、ミステリになっていておすすめできます。
ミステリなんてどうでもいいという人は、真理亜の「手のかかる妹」パワーに毒されるがいいのです。「んう?」とか、仕草を想像するだけで悶絶です。

07/08/10 - の記事

ミステリクロノ

タイトル:ミステリクロノ(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

トリックスターズの作者による新シリーズですが……
今回は極めて限定的ではあるけれど、時間を操ることのできる天使との遭遇から始まる物語です。
なにげにけっこういい感じのボーイミーツガールになってます。
エンタメな方向を強化しつつも、きちんと論理的なミステリは健在。

ある意味、ライトノベルミステリの理想形……かも?
両者の両立は、様々な問題があって非常に難しいですからね。まあともかくおすすめです。

07/05/18 - の記事

トリックスターズC (PART2)

タイトル:トリックスターズC (PART2)(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

電撃文庫、どころかライトノベルというジャンルそのものでも貴重なミステリ。
魔術とミステリ、という一見相容れない両者を、「魔術も緻密な理論によって成り立ち、無理なものは無理」という魔術では再現できない不可能命題を設定することで融合させています。さらには出てくるキャラクターが個性的。私は基本的にミステリ読みではないので、まずどの程度エンターテイメント部分が楽しめるかどうかの方に目が行くのですが、このシリーズは娯楽性を確保した上で、きちんとミステリ部分も書けている良作です。
主人公が「語り手」ではなく「騙り手」であることも手伝って、物語が二転三転四転するので、謎解きに労力を割く気のない人でも単純に物語として非常に楽しめると思いますええ。おすすめ。
ちなみに第一部完結←あとがきの様子からして、シリーズ自体は続く模様。

07/04/19 - の記事

トリックスターズC PART1

タイトル:トリックスターズC PART1(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

貴重なライトノベル・ミステリ。
日本で唯一魔学部の存在する城翠大学に、世界で6人しかいないという魔術師のうちの一人が教授として招聘されて来た。それをきっかけとして巻き起こる、魔術によるミステリ。魔術を万能の物ではなく、科学のように体系的で、かつ不可能なことも多い学問として捉えることで、ミステリとして成立させているシリーズです。
この巻では、城翠大の学祭になくなてはならないあるものが盗まれ、その犯行予告&犯行声明を「アレイスター・クロウリー」を名乗るものが残していったことからはじまる推理劇ですね。

06/08/08 - の記事

トリックスターズM

タイトル:トリックスターズM(小説:電撃文庫)
作者  :くずみしき:久住四季
絵師  :甘塩コメコ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)