名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「……せ、せんぱい、せんぱいが、その……つんでれというのがお好きでしたら、私、頑張ってつんでれます! べ、べつに私、せんぱいのことなんて好きじゃないんですからっ! こ、こんな感じですか? ああっ、す、すみませんんせんぱい私のようなクズがせんぱいに対してこのような暴言、決して許されることではないと思います死にます私もう死にます! か、勘違いしないでくださいねっ、べつにせんぱいのために死ぬんじゃないんですからっ! ……はぁ……どうせ私なんか生きててもいいことないんです。道を歩いてるだけで誰かに馬鹿にされてる気がします。息をするだけで死ねと言われてる気がします。世界に嫌われてる気がします。……あ、そっか、きっと世界は私にツンデレなんですよ。デレなんて一度も感じたことありませんけどね。現実のツン:デレ比率はいつだって10:0なんですよ。ツンデレだと思ってるのは自分だけで実は本気で嫌われていたという鬱展開ですよ。今日だってせんぱいを泥棒猫にかっさらわれて……いい加減少しはデレてくださいよ……でないと手首切っちゃいますよ……うふふふふふ……」


タイトル:ねくろま2。(小説:MF文庫J)
作者  :ひらさかよみ:平坂読
絵師  :じろう
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ヒカリ (209 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

基本的には魔法ものラブコメなんですが、イラストを描こうと思った途端にいろいろアレなことになるのが特徴の作品です。

では台詞解説。
ネガティブ光線を常に発射しているヒカリさんの心を表明。
こういうキャラがツンデレを試みるとわけわからんことになるわけですねあははははは。