名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

胸のどこが良いというのか。
口に出したとおり、あんなものは脂肪の塊だ。胸のでかい奴は肩が凝るとも言うし、動くときにぶるぶると揺れていかにも邪魔くさい。銃の取り回しにだって不安が出そうだし、接近戦ともなれば、重い上に邪魔なことこの上ない。
男に比べて体力の劣る女が、なおそれだけの重りをぶら下げているのだ。邪魔以外の何物でもないし、胸のでかい女を見る度に、男に生まれて良かったと心底思う。
やはり、女は尻だ。尻に限る。
胸と同じく脂肪の塊ではあるものの、断然色気が違う。狭いようでその実、雄大な広がりを見せる沃野とさえ言えるし、柔らかでいて張りのある肉は、手におさめればまさに至高。胸などよりよほど揉み甲斐がある。
胸は駄目だ。馬に乗って全力で駆けて、空中に手を差し出した程度の弾力だ。あんなものを幾ら揉んだところで少しも嬉しくない。が、尻は違う。あれこそ真理。あれこそ世界の全てだ。ラダーマンの言うところの胸の良さなど、ばっちり薬のきまってしまったジャンキーの妄言と同じ程度に価値が無い。
胸などまっ平らでいい、尻さえ丸ければ俺はそれで満足だ。


タイトル:ドラゴンキラーあります(小説:C★NOVELS ファンタジア)
作者  :うなばらいくと:海原育人
絵師  :カズアキ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :ココ (23 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

台詞内容に反省はしていない。
でもごめんなさい。