名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

どうでもいいんだよ。
そういうのは、どうでもいいんだ。とにかく1+1=2なんだ。それくらいのこと頭から信じてもいいだろう? 証明とか言い出すから面倒になるんだ。
――お前はそういう奴だよ。
インテリジェンスの使い方を間違ってる。
わかりきってることでいちいち足を止めるから、進み出せなくなるんだ。地面を信じなければ歩くこともできない。同じことだ。
もっと単純でいいんだ。1+1=2なんだ。愛を叫べば女の子が笑って、女の子が笑えば宇宙は平和なんだ。


タイトル:サクラダリセット6 BOY、GIRL and ‐‐(小説:スニーカー文庫)
作者  :こうのゆたか:河野裕
絵師  :椎名優
デザイン:?
編集  :?
キャラ :中野智樹 (39 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

能力同士の智恵比べ、時間もの、青春小説、すべての要素が良質な物語。いよいよ佳境。

それでは台詞解説。
ちょっと持って回った言い方になっているのは、智樹が学祭で演奏してる時のものだからです。歌詞に絡めた話になってるのですね。対象はケイ。あまりにも頭が良すぎてかえって動けなくなっている友人への想いです。