名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「はい、もやしラーメン大盛り、お待ちどうさま。ロリコン」
「……銀子」
「何よ?」
「それ、いつまで続くんだ?」
「あんたがめげるまで」
「おまえな、いい加減にしないと、俺も怒るってことを……」
「幼稚園のとき、一緒にお風呂に入ったあたしの胸を触りたがった紅真九郎くん。ちゃんと触らせてあげた慈悲深いあたしに、何か文句でも?」
「……ありません」


タイトル:紅~ギロチン(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :かたやまけんたろう:片山憲太郎
絵師  :山本ヤマト
デザイン:?
編集  :?
キャラ :村上銀子&紅真九郎 (24 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

欝と言うかやりきれない部分も内包しつつも、7歳のヒロインと16歳の少年というある意味凶悪な組み合わせで送るボーイミーツガールな物語「紅」。
ラブでコメな部分も実にいい味を出してます。
その一例が台詞でとりあげた主人公の幼馴染、銀子さん。
ごく一部の方に重要な点として眼鏡っ娘です、眼鏡ッ娘。しかもツン成分が大量に含まれております。私は別段眼鏡属性はないんですが、山本ヤマトさんのイラストについなびきそうになりましたとさ。

さてそれでは台詞解説。
この台詞の前提として、7歳児の紫と「付き合っている?」主人公の立場を頭に入れて置いてください。一応本人的には騎士的な立ち位置にいるようなつもりみたいですが、まあロリコンと言われてもやむを得ませんね! そして相手は主人公に気がある(でも、態度には出さない)幼馴染。はっはっは。