小説を読むとき、その映像を思い浮かべることができるか?
ウィンドバード:Recreationの記事より。
なぜ取り上げてみたかというと、これを見て世の中には「文章」を想起させながら小説を読む人と、イメージを想起させながら小説を読む人の2種類がいる。という話が数年前に話題になったなあ、と思い出したから。
関連して
●映像で得た情報も片端から文字にしようとします
ファンタジー小説などを書かれている妹尾ゆふ子さんの記事を読むと、よりおもしろいです。実際に妹尾ゆふ子さんの作品・真世の王(ハイファンタジーの良作です。上下巻でちとボリュームがありますが、読み応えあり)における筆致を知っているとより共感できる部分が多いですね。
や、だからどうだと言うわけでもないんですが。
小説読みの人にはわりと考える部分の多い記事じゃないかな?と思った次第。
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イラストでカバーしてるからさ!?
まいじゃーさんで見つけた話題↓
http://maijar.org/?q=node/408
小説を読むときに「文章」をそのまま想起しながら読むか、映像を思い浮かべながら読むか、という話です。ちょっと面白いな...
わたしのばあいは
まず、できる/できないの前に、映像を思い浮かべようと思うこと自体が、ほとんどありません。文章をそのまま追いかけて読む、というパターンですね。
特に映像想起力(力?)を鍛えたこともなく、才に恵まれているわけでもなさそうなので、映像を思い浮かべようとしてもさっぱりなのが実際(の一面)ではありますが。
そういえば谷川流氏が「ボクのセカイをまもるヒト 2」のあとがきで、「登場人物たちの行動も文章の状態で考えているため、映像の形では脳裏に存在しにくく、~」などと書いておられました。これまた、だからどうした、というわけではありませんが、書き手側もやはりタイプが分かれるようです。
あ。あいさつが遅れました。さひろと申します。自宅サーバでしょぼいサイトを細々とやっています。海燕さんのところのチャットで2~3度お目にかかった(?)ことがあるかと思うのですが、覚えられてはいないだろうな~、とは思います。
それでは。乱文失礼いたしました~。
おもしろいというか……人は色々ですね。
コメントありがとうございます。やはり読み方は人それぞれだなあ、と感じました。
>バトル・オブ・CAをリアルタイムで
光栄です(笑) けっこう長く通ってくださっているんですね!
>やはり、自分がよく知っている物が出てくる小説は、イメージしやすいのではないでしょうか。
これは言えますね。全く知らないものは想像するにも限界があるわけで……
リンク先のトラックバックからいろいろ飛んでいたんですが、興味深いものがありました。
「『映像を思い浮かべる』技術って、『速読』の技術だよね」
http://d.hatena.ne.jp/iris6462/20060707/1152200025
が、それで、どこかの記事で速読に映像化は邪魔、とかいてあったのとは対照的でした。これ、元記事ではそういう書き方がされてなかったからしょうがないんですが、映像とはいっても動画なのか静止画なのか、そういう差は意外と大きいのかもしれません。
私の場合、小説だろ
私の場合、小説だろうがノンフィクションだろうが、大概の本の文章を頭の中でイメージ化しながら読んでいます。
というより、読みながらイメージを浮かべられない本は自分に合わないという事で読むのを止めてしまいます(滅多にありませんが)。
はじめまして。
以前から、こちらのHPは良く覗かせて頂いていたんですが、書き込みするのは初めてです。
ハムと申します。よろしければ、お見知りおきを。
バトル・オブ・CAをリアルタイムでここで見て、購入しました。と書いたら大体いつごろから覗いてたのか伝わりますかね?(笑)
小説の場面の脳内変換は、自分もしてると感じますね。
ただ、ばっちりイメージできる(と感じる)場面と、スイスイ読み飛ばしている場面とがあります。
また、イメージしやすいジャンルの小説と、そうでない物があると思います。やはり、自分がよく知っている物が出てくる小説は、イメージしやすいのではないでしょうか。リアル、と言うよりも、その世界観を知るための情報を多く集めているような小説、ですね。
要するに、自分が好きなジャンルの小説、です。
好きなキャラクターの場合などは、こんな場面だったら、彼(もしくは彼女)はどう行動するだろう、と言うような、二次創作的な所まで脳内変換が飛んでしまう事(要するに、妄想ですね。苦笑)もあります。
もちろん、あくまでも頭の中での話なので、「俺は挿絵程度しかイメージできない」と言う人と、「一言一句イメージできる」(いればですが)と言う人、自分のイメージがどちらに近いのかは分かりません。
ですが、全くイメージせずに小説を読むと言うのも、ちと難しい気がします。
長々と、長文・乱文失礼しました。
では。