名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「自分のそばから居なくなっただけで、調子が悪くなる。気持ちが暗くなる。その人のことで頭の中がいっぱいで、他に何も考えられなくなる。それが好きやなくて、なんや? ボケ。
それとも、何か? ヴィジュアルが子供じゃあ好きになれんか? それはルリスを馬鹿にしとるんと違うか? そんな下らんことで、ルリスを傷付けるんか? それじゃあ、あんたをロリコンって馬鹿にしとった、あの連中と同じやないか!」


タイトル:小学星のプリンセス(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :もちづきのぞむ:餅月望
絵師  :bb
デザイン:?
編集  :?
キャラ :葛木由月 (252 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

小学生の時に親友だった女の子と、5年後に再会した時、その少女は12歳当時の外見のままだった!?
少女は実は、小学星という外見が幼いままで大きくならない種族の第三王女で……

などという設定からは、「イロモノ」「ロリコン」という単語が誰でも浮かんでくると思います。
しかーし! これはれっきとした純愛ストーリーです! ラブコメで片付けてしまうのすらもったいない。先入観に囚われずぜひお読みください。

それでは台詞解説。
ルリスの外見から来る、周囲のロリコン呼ばわりに負けてしまっている主人公の貢に委員長の一喝!
好きの自覚すらない相手の情けなさを一刀のもとに切り捨てます。