名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「構えて如何にするか!」
「構えとは守るためにあるものである! そして女とは進まんとする者のことである! 進まんとする者が守りに構えて何になる!」


タイトル:制覇するフィロソフィア(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :さだがねしんじ:定金伸治
絵師  :エナミカツミ
デザイン:こまつのぼる:小松昇
編集  :?
キャラ :獅戸エール (15 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

えーと、紹介文の方でさんざんに書き殴りましたが、見ようによってはバカ小説の類かもしれません。私の場合は普通に熱血小説として捉えてますが、まあとにかく熱いぜ熱いぜ熱くて死ぬぜ的なノリの作品です。

女版男塾なのです。そもそも設定からして女だけど女にあらず。(設定として胸がないというものがあるのです)
リスペクト小説ではあるかもしれませんが、パロディというレベルは完全に越えてます。少年漫画を愛する人はむろんですが、哲学をかじっている人はかなりおもしろく読んでもらえるんじゃないかと思います。なにせ己の持つ哲学が物理的強さに関わりますし。いやはや最高。大好き。

さて台詞解説です。
この小説内では真の女=「漢」というような意味合いになっているので、この台詞は実に正しい者です。ああもうなんて熱いんでしょう。