名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「違う、私は人以上の超越者などではない。そんな肩書きは望まない。私は人でいいのだ。人になりたいのだ!」
「人は惰弱です。愚かです。貴女のような力の欠片もない、無力な、普通の存在なのに!」
「ああ……普通だな。普通だった。魚屋の親父、八百屋の親父、クリーニング屋の親父――奴らは惰弱で愚かで何の力もない。認めよう。だが」
「だが、笑っていた! とても幸せそうだった。私もあんなふうになりたい。その中に入って幸せになりたい――そう思って何が悪い。だって私は今までずっと一人だった。笑えなどしなかった。だから私にできないことができる人間達こそが、私にとっての超越者だ!」


タイトル:C3-シーキューブ 3(小説:電撃文庫)
作者  :みなせはづき:水瀬葉月
絵師  :さそりがため
デザイン:?
編集  :?
キャラ :フィア&ビブオーリオ (268 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

エロくて時にはかなり性格の悪い展開も多い異能バトル。
詳細は書影クリックでどうぞ。

それでは台詞解説。
フィアの並外れた能力を崇拝するビブオーリオ。しかしフィアにとっては大事なことはもっとちがうことでした。