名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「相手にとって不足なし。私と勝負ですわ香澄さん! あなたごとき、この私のナイスバディで完膚無きまでに叩きのめし、ただのデカチチ女として蹴散らしてさしあげますわ!」
「え? え? あうぅ……!?」
「ちょ……、ちょっと待った籐子ちゃん! キミ、清純な香澄ちゃんになにを……」
「お黙りなさい結夏さん! 私と香澄さんの勝負は、葡萄にたとえるならば巨峰と藤みのり! 山ならばエベレストとアコンカグア! ……一方あなたのお胸はどうひいき目に見ましても、幼稚園帰りのお子様が公園の砂場にお作りになった、ささやかな砂山。問題外は引っ込んでいろなのですわ!」
「も、問題外っ!?」
「ゆ、結夏?」
「問題外……。はは、問題外だって……。モンダイガイですか、あはははははははっ」


タイトル:タロットの御主人様。 3(小説:電撃文庫)
作者  :ななえひろたか:七飯宏隆
絵師  :YUKIRIN
デザイン:?
編集  :?
キャラ :鷺宮籐子&八久住香澄&古城結夏 (61 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

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タロットカードなアクションとラブコメです。

それでは台詞解説。
キャラの立ち位置だけ説明しておくと、籐子=お嬢さま、香澄=ドジッ娘、結夏=ボクッ娘で、ボディだけを問題にすると結夏さんだけ予選落ち(爆)。そして秋人を巡って争奪戦を繰り広げているわけです。ちなみに説明するまでもないでしょうが、問題になってるのは胸ですええ。