名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「ガブリエル! 今はこいつ、あんたの仲間なんでしょ? なのに、こんなことして兵器なの!? 仲間を人質みたいにするなんて――!!」
『あはは、もちろん平気さ。当然だろ? 僕は昔からね、仲間を犠牲にする作戦が大好きなんだよ。なんというか、言いようのないロマンチシズムを感じるんだ。男はみんな子供だと言うけれど、その子供心にずきゅんと来ちゃうんだ』
「あんた、なに言ってるの!? いいかげんにしなさいよ! この……卑怯もの!」
『おいおい、嬉しいじゃないか。僕に”あの台詞”を言わせてくれるのかい? 《戦争》のときに使って以来、すっかり有名な”あの台詞”を! 人間たちが今でも子供向けまんがでパクって使う、あの”お馴染みの決め台詞”を!』
『ありがとう、最高の褒め言葉だよ』


タイトル:緋色のルシフェラーゼ 1(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :いとういつき:伊藤イツキ
絵師  :KeG
デザイン:?
編集  :?
キャラ :いずも&ガブリエル (210 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

策士には褒め言葉。