名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「浅羽の好きにして」


タイトル:イリヤの空、UFOの夏〈その2〉(小説:電撃文庫)
作者  :あきやまみずひと:秋山瑞人
絵師  :駒都えーじ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :伊里野加奈 (83 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

ふと「イリヤの空、UFOの夏」が目についたので紹介してみます。
涙無しでは読めないボーイミーツガールなSF。序盤はバカ騒ぎの高校生活をレッツエンジョイというああ思春期は暴走だ!!というノリなんですが、ところどころに不穏の種は蒔かれていて、中盤以降に一気にそれが押し寄せてくる。あの髪の毛のくだりとか、もう切なすぎです。名作ですええ。
……で、作者の人は最近音沙汰がないようなんですがいったいどうしてしまったのやら。

はい、では台詞解説。
伊里野が他の人が浅羽に髪の毛を切ってもらっているのがうらやましかったのか、自分も切って欲しいと言い出します。
髪型を聞かれた伊里野の答えがこれ。うわーこれは緊張しますね。気がある女の子にこんなこと言われたらパニックですよ!
シーンを想像するだけで微笑ましいです。