名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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12/09/02 - の記事

本日の名台詞

「いいかーー薬は食べ物じゃない。パブロンだろうがバファリンだろうが、そんなモンをメシに入れる奴がどこにいる。普通、どこにもいねーよ。そうだろ?」
「葉介は入れないんだ。ふぅん。それとも、家によって違うのかな」
「えっ」
「パンでもお米でも、どっちもおいしいけどね。私、白いお米にパブロンかけて食べるの好きなんだ。『卵ふりかけ』よりも、もっと黄色くておいしいよね」


タイトル:彼女たちのメシがマズい100の理由(小説:スニーカー文庫)
作者  :たかのころく:高野小鹿
絵師  :たいしょう田中
デザイン:?
編集  :?
キャラ :愛内葉介&香神紅緒 (22 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

マズメシヒロインたちと主人公の戦い。
一応は人間が食える、というところに意味がありますええ。

それでは台詞解説。
幼馴染の作った独創的すぎてついていけない料理の品評中に、その味覚が明らかに。
こんなヒロインだけど、料理以外は完璧なんですよ、料理以外は!

彼女たちのメシがマズい100の理由

タイトル:彼女たちのメシがマズい100の理由(小説:スニーカー文庫)
作者  :たかのころく:高野小鹿
絵師  :たいしょう田中
デザイン:?
編集  :?

タイトルだけで買うしかないでしょこれ。
(ちなみに投稿時からタイトル変わってません)

出てくるヒロインたちはバリエーション豊かですが、いずれも壊滅的なマズメシヒロイン!
ここで特徴的なのは、よくある”人類の食べられないレベル”のマズメシではなく、あくまで食べられるけどヤバイ味ってところがポイント。

あとヒロインたちが魅力的。特にメインヒロインの紅緒がツンデレでもなければ、男勝り系でもない! もうね、読んでて幸せなキモチになれますよ!

ヒロインズへの好感度がブーストになったので赤枠おすすめ!

オトメ3原則!

タイトル:オトメ3原則!(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :まつともひろ:松智洋
絵師  :ななろば華
デザイン:?
編集  :?

さて。
最初積んでて、内容に気がついてなかったんですが実はロボットの少女の成長話でした。そう、いわゆるAI少女。

で、こちらは読んでてSF的な部分を感じることはほぼなかったのでギミックとしてのAIを期待する人にはちょっと向いてないですが、学習型AIが心を成長させていく物語としてはなかなかです。
それともう一点。
過去の体験から来る幼馴染みの複雑な心情にかなりのページが裂かれていて、そこのドラマがよかったです。