名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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12/10/18 - の記事

ミニッツ3 ~神殺しのトリック~

タイトル:ミニッツ3 ~神殺しのトリック~(小説:電撃文庫)
作者  :おとのよもじ:乙野四方字
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

1分間だけ人の心を読むことができるが、その後の1分間必ず反動に襲われるという能力を持った少年が、権力を欲して様々な対決をして行くというゲーム小説。

心を読めることを万能のものとせず、時にイカサマを用いたり、さらには心を読むことをブラフにしたりというバリエーションがあっておもしろいので、土橋真二郎作品が好きな人にはぜひ。

マグダラで眠れII

タイトル:マグダラで眠れII(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :なべしまてつひろ:鍋島テツヒロ
デザイン:?
編集  :?

中世風の世界を舞台とした、錬金術士が主役の物語。
ストーリーはもちろん読み応えがあるのですが、キャラがものすごく味わい深いです。派手さとは対極にあるような内容で、自分の夢に向かって突き進みそのためなら周りを犠牲にすることも厭わない主人公と、特殊な生い立ちから徹底的に迫害され自分の感情を殺して生きることを余儀なくされてきたヒロイン。
どちらもライトノベルの王道路線でよく見かける主人公&ヒロイン像からは大きく外れていますが、そこがまた大きな魅力になっています。

さて2巻ですが、1巻でピンチを脱したと思ったのもつかの間、再び次なる試練が襲います。

親知らずェ……

最近どうも体調が思わしくなく、歯も痛いので病院に行ったら親知らずのせいだと速攻で診断されました……
しかも真横に生えてるらしく、抜歯というより摘出だから大きい病院紹介します、だそうでああこれがふだんからの根性曲がりの代償なのか。
そういうわけで、本自体はぼちぼち読めているんですが気力ゲージが低空飛行のため反映が滞りがちなので、しばらく簡易更新でごまかすかもしれませんがどうかご容赦ください。