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ぶっちゃけハーレムラブコメなんですが、設定を変化球で来ました。
「勇者（の経験値）はあたしのものなんだからね！」という理屈のもと、勇者争奪戦が繰り広げられます
さすがはベテランの作者、うまいことまとめましたねー。

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前作『“菜々子さん”の戯曲 Ｎの悲劇と縛られた僕』で、綺麗に風呂敷を畳みきっての終わり方だったので、いったいどう続けるのか？というところに興味を持っていたのですが……

菜々子さん影のラスボス化＆新主人公にバトンタッチと装いを変えてきました！
おおいによかったと思います。
日常ミステリですが、米澤穂信の小市民シリーズを好きな方にもぜひ読んで欲しい！

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もしかすると、化物語始まって以来最大のシリアスストーリーかも。
そしてまさかの阿良々木暦が脇役。
羽川翼の一人称視点から語られます。
当然と言えば当然なんですが黒の……というか化物語特有のくだらない軽口の応酬は超ボリュームダウンし、今まではっきりと示されなかった羽川翼の異常性がついに明らかに！

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第15回スニーカー大賞＜優秀賞＞受賞作。

どう説明するとわかりやすいかなと考えてましたが……
「涼宮ハルヒの憂鬱」はハルヒがＳＯＳ団でやんちゃ放題する話ですが（意訳）、これはハルヒの登場人物がもし全員本質的に壊れていて、実体の怪しい部活動に『本気で』邁進するとどうなるか？とまあおおそよそんな感じの話です。

キャラの壊れ方になんか妙な好感を持ったこともあって、黒枠おすすめで。

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第15回スニーカー大賞＜大賞＞受賞作。

日常ミステリ。しかしただのミステリではありません。
恋愛模様がすばらしく充実してるのですよ！
そんじょそこらのテンプレラブコメよりもよっぽど熱くなりました！

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早くもアニメ化決定。
しかも刊行開始から1年経ってません。
最初からアニメ化ありきで同時進行していたものや、あらかじめ別メディアで展開があったものを除いた純粋な意味ではラノベのアニメ化最速記録だと思われます。

そんな本シリーズですが、相変わらず狙っては打ち落としまくりな上手さがありますね。
まあ今回は、お嬢様がいいところは持って行った感があります。

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伝奇ものとしては序盤過ぎて情報が足らず、正直なんかよくわかりませんでしたが……
ヒロインズはなかなかいいキャラ出ていたかな。
特に”変態”翠子の暴走っぷりは一見の価値あり。

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久々の新刊ですが、今回は本編じゃなく短編集です。

で。
シリアスどこいった。なにこのベタ甘ツンデレの嵐。
キョウの「だめよだめだめ、でも……」の芸風と来たら神懸かってますよ？

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なによりも二年四組の面々の通り名から氏名を判明させるパズルが超楽しい！

パズル小説であり、青春小説であり、群像劇でもあります。
パズルで無理にがんばらず普通に読み進めても、徐々に名前は判明していくようになっていて充分楽しめるのでそこはご安心ください。
いろんな要素が詰まっていて、パズルの楽しさと委員長無双（笑）も加味して赤枠おすすめで！

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第9回スーパーダッシュ小説新人賞＜佳作＞受賞作。

ライトノベルの神さまが降臨して、普通の大学生だった主人公にラノベ的な展開を提供します。
なにしろ神さまが絡むのでちょいとメタ視点がありますが、基本はオチも含めて極めてベタな展開。
ロリババア好きにはヒット！
（正確には生まれて間もない神さまなんですが、そこはそれ神さまだから）

あー、これ書いちゃっていいのかな。
つまらないというのとは違うんですが、一点「読む人の属性」によってはトラップがあってですね……
明確にネタバレなので、展開なぞ読める！　展開バレしてもいいから教えれ！　って人だけこの先は目を通して下さい。

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第6回MF文庫Jライトノベル新人賞＜最優秀賞＞受賞作。
むちゃくちゃおもしろかった！　変態が炸裂してますがエロに頼った作りではなく、ちゃんとストーリーで勝負したラブコメです。

キャラの魅力が非常に高く、ツンデレや無表情がただの記号ではなく、もっと深い部分まで作り込まれているので「生きている」感覚がありました。
赤枠おすすめで！

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（ある意味）生徒会メンバー軒並みキャラ崩壊。

さてさて、生徒会シリーズもいよいよ幕引きが近いようですがまだこの巻では終わりません。
で、今回のみどころ。
ズバリ、完全に方向を見失ったリリシアさんとバレンタインでテンパっている生徒会メンバーです！

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サブタイに「婚約者は16人!?」なんてついてるから、てっきりよくあるハーレム系ラブコメだろうなーと思って読み始めたら、いやー思い切り騙されましたよ！

いざ1巻を終わってみれば、軽口を叩きつつも見事な機転で逆境をひっくり返すというまさに舞阪作品仕様でした。いや、おもしろかった！　おすすめ。

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このままではヴァニラさん……もとい駆真さんが死んでしまう！

……いやまあ実際死んでしまうわけですけどね？
なんつう展開だよこれ。最初見た時「なんて酷い表紙＆帯だ」と思ったんですが、これがほぼ6巻の内容を正確に表してるからなんということでしょう。

パロディを使わない純粋なコメディとしては実はかなり優秀なシリーズだと思います。

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