→honto、→amazon

超常的な能力を持つ月見月の一員であり、非常にＤＱＮな性格をしているが頭脳はすさまじく切れる少女・月見月理解と、彼女に「探偵殺人ゲーム」で一度だけ土をつけたことから、理解と関わっていくことになる少年・都築初を主役にしたミステリゲーム。

基本的に、変人しか出ません。
なにしろ理解が車椅子を使用していることもあって、バトル要素はやや薄めですが、売り言葉に買い言葉の応酬や空気を読まない自分勝手な発言など、西尾維新作品をよりＤＱＮ特化させた感じに仕上がってます。

今回は海だ！　リゾートだ！　そして殺人だ……まあそうなりますね……

→honto、→amazon

己の信念・気力・想いによってレネシクルを輝かせ、超常的な力「ランカースキル」を使うことの出来るランカー。そんなランカー同士の戦いが行われるミカホシ学園でのバトル＆ラブコメストーリー。

一直線な熱い想いを読みつつも、でもラブコメもね！という贅沢仕様になっております。
主人公であるレンヤを巡る関係が2巻に来て、実に面白くなって参りました。

→honto、→amazon

中二病な妄想が具現化してしまうという話は時々ありますが、だいたいそういうのはネガティブなとらえ方をされるのが普通です。
ところがこの作品、明るく楽しい中二病作品に仕上がっているので読んでるこっちもいつの間にかその気になってしまうのです。
そんな感じがＯＫでしたらおすすめ。
なにしろ帯のキャッチコピーが「中二病天国キタコレ」ですからね！

→honto、→amazon

読んでて途中で「今回はややおとなしめ？」とか思ったのも束の間、あのひどいオチとかどうしようもなくいつものニャル子さんでした。
なにげにアニメ化決定なわけですが……大丈夫なのかＳＡＮ値。

すっかり勝手に正妻ポジションのニャル子、”正妻”を自分の嫁にしたがるニャル子不倶戴天のライバルのクトゥグア、ショタっぽさ全開の少年ハスターと立ち位置が固まったようです。

→honto、→amazon

腕は確かだけどあくまで大衆向けの音楽を追究する、外面はいいけどその正体はやたら偉そうな自己中音楽家ダン・サリエルと、その周りの精霊と人々を描く物語。

このシリーズは、ポリフォニカの他のシリーズと違い、世界の危機などの大スケールではなく、あくまでサリエルの周囲のできごとを楽しく描くところが持ち味だったんですが、今回そんなサリエルがスランプに陥って自分の音楽性などに悩むという希有な姿を見ることが出来ます。作品的にも一皮むけましたね！

→honto、→amazon

ポリフォニカシリーズの中でも唯一過去編を扱うホワイト。
ポリ赤をはじめとする現代編では墜ちてしまっている（らしい）精霊島が健在で、かつ精霊との関わり方もかなり異なるなど、いろいろ謎があるわけですが、いよいよ物語も佳境が近づき、刻一刻と歴史の空白の真相に迫りつつあります。

……いやこれ、まじで綺麗な終わり方できるの？
バッドエンドルート一直線に思えてしょうがないんですけど！

→honto、→amazon

（文案整理中）

→honto、→amazon

学園最強どころか、近隣でかなう者なしの武道無双なもののふ系ぶっきらぼう美少女、しかしてその正体はかわいい少女チックな作風でデビューしたライトノベル作家の流鏑馬剣。そして、クラゲ大好き以外は割と普通の少年与八雲のラブコメストーリー、なんですが。

この作品の肝は、なんといっても剣の迷走妄想大爆走っぷりでしょう！
自分が美人で武道が劇強だという自覚はやたらあって平気でそれを口にするくせに、しかし自分はかわいくないし男にはもてないとか、ネガティブ思考も人一倍で自分の妄想を基準に、どこまでもマイナス方向に突っ走る超がつくめんどくさい女の子。
ぶっちゃけリアルで付き合うのはわりと勘弁ですが（笑）、見ている分には実に楽しいラブコメです。

で、いつまでも八雲を「暫定彼氏」扱いしてきましたが、それにもついに変化が！？

→honto、→amazon

徳川幕府が倒れず、廃刀令も出されないままで近代化し剣士が未だ健在の日本を舞台に、相次ぐ暗殺で将軍継承順位が急上昇した少年・明海を守るため、幕府から凄腕の美少女剣士が派遣されてきた。とまあそんなお話。

セーラー服に刀、というこの構図だけで敗北確定なんですが、作品から漂う独特のｇｄｇｄ感も今やすっかり持ち味の一つになってます。

→honto、→amazon

（文案整理中）

→honto、→amazon

最初に読み終えて思ったこと。
「ＧＡ文庫は、本気だ！　本気で売りに来た！」でした。
筆力はあるけれど、基本的に作風がアメリカンなジョークや皮肉に満ちているために、ついて行ける人が限られる、そんな話だったわけですが……
1巻にも増してアリスの出番が増え、さらにはカラーを除いたモノクロイラストだけで9枚もあるという思い切った手に出てます。

→honto、→amazon

（文案整理中）

→honto、→amazon

呪言師の少年が、バイトとして、魔法少女専門の進学塾の講師をするはめになる物語。
進学塾のおちこぼれクラスで、タイプは違えど小悪魔的な小学生たちにいいように遊ばれつつも、信頼関係を築いていきます。

なかなかにいい話……なんですが、まあ今回はどっちかというと閑話休題。
合宿と称した島でのバカンスを楽しむ……はずだったんですが、そこはそれ何かしらトラブルに当たるようで……。

→honto、→amazon

超唯我独尊な車椅子探偵の少女・月見月理解があまりにも強烈なミステリ。
1巻での紹介で、さんざん強調しましたが、涼宮ハルヒは理解に比べれば遙かに常人だと思わされるひどい性格。しかし慣れてくるとこのムチャクチャかげんが心地よいのです。……自分の側には決していてほしくないですけどね！

今回はミステリとは言いながらも、実質的には半ばゲーム小説。ゲーム小説好きはぜひ。
この結末を推理できる人がいたら尊敬します。いやもうカンペキダマされた！

→honto、→amazon

第2回GA文庫大賞（前期）＜奨励賞＞受賞作。

これはああああああ！！　なんと熱いアクション。
ていうかアクションそのものよりも師弟関係がイイ！
新人さんへの今後の期待も込めて赤枠おすすめで！

→honto、→amazon

第1回GA文庫大賞＜奨励賞＞受賞作。

新たなるロリヒロインの登場です。退魔少女は小学生！

ストーリーそのものはかなり王道ですが、主人公とヒロインの関係はなかなかいい感じでした。

→honto、→amazon

第2回GA文庫大賞（前期）＜奨励賞＞受賞作。

たぶんそうだろうなーとは思ってたけど、某コンビニチェーンとはなんの関係もない話でした。
（で、結局なにがどう「ふぁみまっ！」なのかはとうとう最後までわかんなかった。ファミリーと仲間の造語かな？）
いきなり箱に入って、「妹」が送りつけられてきて、その少女は主人公をおにいちゃんと慕う。その少女・サブリナには大きな秘密があって、マフィアのボスの隠し子で、殺し屋としての訓練をずっと受けていたため社会常識に著しい問題が……てなラブコメです。

→honto、→amazon

舞台は現代日本。京都を襲った大地震の後、巨大な洞窟が出現しそこから怪物が現れる。
当初自衛隊によって撃退されていた怪物は、やがて地上で生成できない化学物質を持っていることがわかり、そこから怪物退治をする探索者と、死骸を買い取る事業団の関係が発足する。

ウィザードリィ的な世界観をそっくり現代日本に持ち込んだこのシリーズもついに完結。
ほんっとーに最後の最後までハラハラさせられっぱなしでした。
この恐ろしいまでの緊張感がこの物語最大の特徴です。
すばらしい幕引きだったと思います。

読み終えてほっとする気持ちと、もう読めないんだなあと残念に思う気持ちが入り交じってる……このシリーズはきっとずっと自分の中では色あせないだろうなあ。

→honto、→amazon

クトゥルフ神話を核としつつ、あらゆるオタクネタのオンパレードなパロディ小説。

いつも通り「這い寄る混沌」ことニャル子さんの大活躍？です。
そして、新キャラのハスター君（男）がかわいい！

→honto、→amazon

（文案整理中）

→honto、→amazon

（文案整理中）

→honto、→amazon

江戸幕府が倒れず、武士は帯刀が許されたままというｉｆ世界の現代日本が舞台。
将軍継承順位が急上昇して、刺客に狙われることになった少年・土岐川清海は凄腕の護衛剣士に守護されることになる、そんなお話。
アクション部分は納得のウンチクなども入ってて燃えます。
日常会話はそれと相反するかのように脱線しまくるのですがそれもまたよし。

今回は新キャラも加わったのですが、いかんせん愛香と毬藻のキャラが濃すぎるのでたいして目立っていないような気が……（笑）

→honto、→amazon

イラストはかわいらしいし、内容も（この作者にしては）少しおとなしめな出だしかな？などと思ったら……

なんのことはない、やっぱり川崎康宏はどこまでいっても川崎康宏でした。
アリスは完全に読者の癒し担当（笑）で、真の主役はクマ、間違いない。