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大槍葦人

10/09/15 - の記事

小さな魔女と空飛ぶ狐

タイトル:小さな魔女と空飛ぶ狐(小説:電撃文庫)
作者  :みないだいすけ:南井大介
絵師  :大槍葦人
デザイン:?
編集  :?

どこにも名言はされていませんが、おそらく前作「ピクシー・ワークス」と同一世界観の物語。
ただし、前作と直接の繫がりは一切出てこないので読んでいなくても全く問題ありません。
ただ、コミカルな部分もあるようで、冷徹な部分が影を潜めているあの感覚は共通です。

物語の軸は二つ。
夜間戦闘のエースで「狐」と呼ばれ恐れられたクラウゼが、わずか16歳の天才少女科学者アンナリーサの補佐を命じられ中間管理職として大変な目に合いながらも、彼女とうまく折り合っていく話。
そして、アンナリーサと、もう一人の理性あるまま狂った中年科学者の二人の天才によって、戦争そのものが大きく形を変えてしまうそんな話。
個人的にはこういうお話は超好きですええ。