名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ゆーげん

13/05/16 - の記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者6

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者6(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

祝・アニメ化決定!
異世界を文化侵略せよ!というテーマで、引きこもりのオタク少年・加納慎一が拉致同然に異世界に連れてこられ、オタク文化を普及させるために奮闘する――とまあこんな感じのシリーズ。

さて、6巻では意外なところから敵が現れます。

12/12/14 - の記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者5(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

異世界をオタク文化で侵略せよ!
一言でいうなら、こういう話。もうちょっと背景にはいろいろあるんですが、自宅警備員だった主人公が異世界の神聖エルダント帝国に、未知のオタク文化を普及させていこうという、まあ基本はお気楽な話。

で、そういう前フリしておいてなんですが、慎一がのっけから拉致されてしまうという……。

12/10/18 - の記事

ミニッツ3 ~神殺しのトリック~

タイトル:ミニッツ3 ~神殺しのトリック~(小説:電撃文庫)
作者  :おとのよもじ:乙野四方字
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

1分間だけ人の心を読むことができるが、その後の1分間必ず反動に襲われるという能力を持った少年が、権力を欲して様々な対決をして行くというゲーム小説。

心を読めることを万能のものとせず、時にイカサマを用いたり、さらには心を読むことをブラフにしたりというバリエーションがあっておもしろいので、土橋真二郎作品が好きな人にはぜひ。

12/09/04 - の記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者4(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

陛下が魔法少女コスプレ!
これは反則。

異世界をオタク文化で侵略せよ。ストーリーを進めていくと、そう単純な話でもなくなりますが、剣と魔法の異世界にオタク文化を持ち込んで、交流の架け橋にしようというような物語です。
昨今勝気な少女、わかりやすいツンデレ系が圧倒的な幅を効かせる中、ヒロイン格のハーフエルフ・ミュセルの奥ゆかしさが胸に染み入ります。

で、この巻ですがコスプレっていうか映画撮影!?

12/08/29 - の記事

テンプテーション・クラウン 5

タイトル:テンプテーション・クラウン 5(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ゆきのしずか:雪野静
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

強大な能力者にのみ作用する魅惑の力によって、期せずして複数の美少女に言い寄られることになった少年の物語、これにて完結!

どうみても典型的なハーレムラブコメにしか見えない設定なんですが、そこに埋没することなく綺麗な恋愛ストーリーとして着地させた手腕はお見事。完結に至って改めておすすめします。

さて。
完結ということで、例によってネタバレあり雑感モードに入ります。
もし、上の説明で少しでも興味の出た方は回れ右。
とりあえず1巻だけでもお試ししてみてくださいませ。

12/07/19 - の記事

ミニッツ #2 神の幸運、天使の不運

タイトル:ミニッツ #2 神の幸運、天使の不運(小説:電撃文庫)
作者  :おとのよもじ:乙野四方字
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

すいません、ここんとこ突発性紹介文が書けなくなる病を患っているので、簡易更新で。

キャラ同士の騙し合いが面白い話。
とにかくどいつもこいつも一癖も二癖もある連中ばかりで、なんと一番まともなのが不良キャラという始末。
愛すべき根性曲がりが好きな人におすすめしたいシリーズですね、いやほんとに『いい性格』してますから!

1巻では異能発動に重点がおかれていましたが、今回はゲームに対して比重がかかってます。

12/05/30 - の記事

テンプテーション・クラウン 4

タイトル:テンプテーション・クラウン 4(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ゆきのしずか:雪野静
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

強大な異能を持つ選定者だけに作用する魅惑の力を偶然宿してしまい、複数の選定者に好かれることになったアキト。
ハーレムラブコメとして完璧とも言える能力ですが、しかしそんな異能をアキトは自らの意思で手放すことを決意する……。(念のため、これはアクションもあるし、基本は燃える話です)

ある意味ここからが真の始まり。物語はいよいよクライマックスへ!

12/05/08 - の記事

クロス×レガリア 嵐の王、来たる

タイトル:クロス×レガリア 嵐の王、来たる(小説:スニーカー文庫)
作者  :さんだまこと:三田誠
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

人の氣を吸う<鬼仙>の少女ナタ。対鬼仙用の最終兵器であるために周りに振り回されるままの生を送っていたその少女は、わずか1000円でボディガードを引き受けているという奇特な少年馳郎によって救われ、以降彼と行動を共にする。
現代を舞台にしたボーイミーツガールなバトルファンタジーとして良質でおすすめです。

ひとつひとつの設定などはそこまで突飛なものがあるわけではないですが、かゆいところにてがとどくかんじ。もちろんヒロインのナタが実にかわいいのは言うまでもないこと。

12/05/07 - の記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者3(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

ファンタジー世界で少林サッカーきたあああああああ!!

気軽に笑えて読めて、それでいてさりげなく異文化との交流についてきちんと書かれたシリーズで改めておすすめしときます。

富士の樹海の中に異世界へと続く道が発見され、繋がる先はファンタジー世界。日本政府はその世界に価値を見出したものの、交流手段がうまく見出せず。そこで注目されたのがオタク文化。異世界をオタク文化で攻略せよ!?
3巻では慎一の発案により、スポ根理論で異種間の溝を埋めようという意図のもとサッカーの御前試合が開催されることになるのだが……。

12/04/11 - の記事

ミニッツ―一分間の絶対時間

タイトル:ミニッツ―一分間の絶対時間(小説:電撃文庫)
作者  :おとのよもじ:乙野四方字
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

第18回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>受賞作。

むーんこれは……少々迷いましたが、条件付きでおすすめ。
それについては後述。
ヤンデレとか男ツンデレとか、一分間だけ相手の心が読める異能とかそのあたりにピピッときます。

12/03/01 - の記事

クロス×レガリア 吸血姫の護りかた

タイトル:クロス×レガリア 吸血姫の護りかた(小説:スニーカー文庫)
作者  :さんだまこと:三田誠
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

少し中華風(とはいっても、あくまで「風」です)な新作ボーイミーツガール+吸血鬼もの。
ボーイミーツガールの部分がさすがに絶妙、これは黒枠おすすめ!

そういう展開でくるとは……参りましたねこれは。
ど派手に、あっと驚く展開をひっさげての登場です!

12/01/02 - の記事

アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者2

タイトル:アウトブレイク・カンパニー~萌える侵略者2(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

異世界における「文化侵略」についてきちんと書いたラノベはこれが唯一かもしれません。

異世界に「萌え」を持ち込んで、文化を日本色に染めてしまえ!という話なんですが……これがコミカルなだけで終わってません。軍事的な駆け引きについて描写する作品はたくさん見かけますが、文化の絡む駆け引きとなると非常に貴重といっていいでしょう。
で、そういう展開が理屈っぽくなく読めるのが大きいですね。

2巻は、慎一がとうとう日本政府の考える文化侵略という目標を目の当たりにして悩むというもの。

11/12/07 - の記事

アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1

タイトル:アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者1(小説:講談社ラノベ文庫)
作者  :さかきいちろう:榊一郎
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

異世界を『オタク文化』で攻略せよ!

これは……おもしろいですね、コンセプトが気に入ったこともあり赤枠オススメします!
序盤の導入部分では、実はそこまで評価高くありませんでした。異世界の本物のメイドさんと顔をあわすなり、「メイドさんキターッ!」と叫ぶようなオタク主人公か、はいはいコメディ、はいはいテンプレテンプレ、みたいな。
でも、予想外にきちんと異文化との交流とその障害について描写されていました。もちろん、ぬるい部分も各所にあるんですが、それさえも伏線として機能しているところがすばらしい!

11/10/31 - の記事

テンプテーション・クラウン 3

タイトル:テンプテーション・クラウン 3(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ゆきのしずか:雪野静
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

ずっと無能力者で平凡だった少年が、強力な能力者にしか作用しない、特殊な「魅惑」の力が突然発現し、学園で有名な選定者に一目惚れされてしまった!ただし3人に。

一見すると王道ハーレムものなんですが、一目惚れはあくまで異能によるものという条件つき、しかも主人公にはちゃんと意中の片想い中の人がいる……とまあちょいと特殊なラブコメ&異能アクションです。

3巻ではついに主人公が告白の意思を固める……のか!?

11/06/25 - の記事

テンプテーション・クラウン 2

タイトル:テンプテーション・クラウン 2(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ゆきのしずか:雪野静
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

つい先日読んだ1巻では、うまいことハーレムものの設定を作ったな&なかなか構成が良いな、と思っておすすめにしてましたが……

2巻読んで評価が跳ね上がりました。赤枠おすすめで。

物理的な力は皆無で、ただ警戒されずに強力な選定者に作用する”魅惑”の力、とこういう設定はハーレムものが非常に作りやすいと言えます。
でもこのシリーズ、なあなあのハーレムものに逃げない作りが随所にあって、すごく好感が持てるのですね。

・主人公には既に好きな人がいる。
アプローチはろくにかけれていませんが、それを理由に告白自体ははっきり断るなど軟弱なようでいて芯の通った性格です。

・ヒロインもちゃんと好きということを表明している
雰囲気で察しろよ!で終わりではなく、きちんと言葉にしてます。

・主人公が魅惑を利用しないこと
ここについては2巻をとくと見よ!ってことで。ちょっとびっくりしました。

テンプテーション・クラウン

タイトル:テンプテーション・クラウン(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ゆきのしずか:雪野静
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

2巻が出るのに、ずっと1巻積んでてあわてて読んだわけですが……
……おもしろかった。なんてこった、積んでてすいませんでしたorz

強力な能力者にしか作用しない、特殊な「魅惑」の力がある日突然発現して、学園で有名な選定者に一目惚れされてしまった!という形で始まる異能アクション&ラブコメ。

これは上手い形でハーレム形成してますねー。異能アクションの処理の仕方、能力方面では役立たずの主人公の生かし方など、ストーリー部分もおもしろかったです。おすすめ。

10/12/20 - の記事

黄昏世界の絶対逃走2

タイトル:黄昏世界の絶対逃走2(小説:ガガガ文庫)
作者  :もとおかふゆなり:本岡冬成
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

人の弱い心に入り込み、気力を奪い死に至らしめる《黄昏》。
そんな《黄昏病》により徐々に衰退しつつある世界が舞台の物語。

なんといってもこの世界観が魅力です。
そして2巻は、新たな登場人物にスイッチしたうえでまた新たな黄昏世界の物語が描かれることになります。

10/05/20 - の記事

黄昏世界の絶対逃走

タイトル:黄昏世界の絶対逃走(小説:ガガガ文庫)
作者  :もとおかふゆなり:本岡冬成
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

第4回ライトノベル大賞ガガガ文庫部門<優秀賞>受賞作。

人の弱い心に入り込み、気力を奪い死に至らしめる《黄昏》が世界を覆っている――
これはもう設定の時点で好きな人にはたまらないはず。
そんな第一印象に違わず、世界観はまさに黄昏色にふさわしい静謐なもの。派手なアクションなどはないので地味目ですが、ぐっときますねー。おすすめです。

09/09/18 - の記事

グリモワールの契約者 2

タイトル:グリモワールの契約者 2(小説:電撃文庫)
作者  :きどひでと:樹戸英斗
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

ストーリーは王道、出てくるキャラも割と普通と、変人や突拍子もない展開も珍しくない昨今ではやや地味な印象を受けますが……
一人一人のキャラ描写が丁寧で、特に主人公をはじめとする主要なキャラはその時々の感情の機微まで追いかけているのが特徴。
少年少女の成長&恋物語としておすすめです。

09/03/10 - の記事

グリモワールの契約者―終焉の騎士アルヴァレス

タイトル:グリモワールの契約者―終焉の騎士アルヴァレス(小説:電撃文庫)
作者  :きどひでと:樹戸英斗
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

《魔法書》から魔神を召喚して戦う召喚士の少女と、それを手伝う少年という、王道的なアクションです。
当然メインとなるのは二人の協力関係なわけですが、リゼットと、同門のお嬢様であるミレイ、喧嘩ばかりしている二人がいざという時に見せる友情が実に熱かった!