名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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12/07/14 - の記事

空ろの箱と零(ゼロ)のマリア 5

タイトル:空ろの箱と零(ゼロ)のマリア 5(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :鉄雄
デザイン:?
編集  :?

やばいくらいに真っ黒け。救いがないよ、救いが! だがそれがいい。

願いを叶える『箱』。
所有者の願いを叶えてくれるが、ただし所有者が想ったことは"望まないことまで全て"叶えてしまうという歪んだ箱。
この箱に関わったことで、苦労を背負い混んだ少女マリアと、マリアを好きになった少年一輝を中心にして回る、ミステリ風暗黒系ストーリー。人の心の負の部分を徹底的にむき出しにするやばさが極まって逆に心地よいのです。まあ、既刊の紹介を参照してもらうとわかりますが、一輝とマリアの絆を見る恋愛ストーリーとしても上質なんです、が。

今回は……読んでて辛すぎる! マリア成分が、マリア成分が足りない!

ソードアート・オンライン 10 アリシゼーション・ランニング

タイトル:ソードアート・オンライン 10 アリシゼーション・ランニング(小説:電撃文庫)
作者  :かわはられき:川原礫
絵師  :abec
デザイン:?
編集  :?

新章突入後、いきなりSFちっくな怒涛の説明の羅列があってぽかーんとしていた前巻。
今度の巻は、その伏線の回収回ということで、これまたSAOらしからぬリアルワールドでの種明かしが続きます。

とはいえ、今回もちゃんとキリトさんぱねえっすな展開は健在ですね!