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紹介したいしたいと思いつつ、すっかり遅くなってしまいました。
ヒロインが真っ黒なダークな現代伝奇もの。封印されていた人外が、封印を解かれて主人公を主とする、というところだけなら全くよくある物語ですが、このヒロイン、主人公に従っているのはもちろんそれが契約だからですが、人間の行動をおもしろく観察しているからという面が強く、本来人間の鎖がつけられるような存在ではないのです。
ああ、実によいダーク作品です。

それでは台詞解説。
連続殺人事件の調査開始後に出た犠牲者。その危険を、黒衣は知っていながら黙っていたのでは？という疑惑（確信）を持つ朱音と黒衣とのやりとり。これぞなれ合わない人外！　ちなみに主のいない場所でしゃべってます。

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一般的ではないが異能が存在する世界。そこで異能に憧れる「中二病」が、本物の異能に目覚めたら？  しかもすっごい微妙な能力だったら？

物語の最大のコンセプトがそれです。
おもしろかった！ ただし注意点がひとつ。ギャグものとして読みましょう。
純粋な異能バトルとしては、能力はどうしようもなくアレなので微妙なのはどうしようもないですええ。
あとラブコメとしては……これについては後述します。
以下、主人公の能力についても触れますので、余計な知識はいらない方は見ないの推奨。主人公の能力を一目見たら絶対に忘れないのは保証します。

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これはひたすらにヒロインであるマナのかわいさ、これに尽きます。

魔眼を持ち、誰であろうと自分の思い通りになっていた少女が、なぜか魔眼の効かない少年に遭遇、意地でも服従させてみせる！という想いが、いつしか恋心へと……。

出だしこそわがままな女の子、という印象ですがそれがまああっという間に恋に健気という印象に変わるのはよかったです。

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第23回ファンタジア大賞＜銀賞＞受賞作。

シスコン兄と、ブラコン妹。どっちか一方じゃなく、両想い！！
まあ描写としては、スキンシップが激しすぎるだけであくまで兄妹愛として描かれているのでセーフかな。

妹のことしか見えてなくて、あちこち奮闘するんだけどなにしろ基本バカなので、暴走を繰り返す兄。幼馴染やお嬢様とフラグが立とうが、ほぼアウトオブ眼中。ひたすら妹一筋。もちろん嫁にやるとかありえません。だいたいそんな話。
ちょっとファンタジー要素が入ってますが、気軽に読めて読後感もいい話です。

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「境界線上のホライゾン」アニメ1巻。
実は特典小説が159P！もある驚愕の事実を知って慌て購入決定。二次出荷はないとの噂もありましたが大丈夫でした。無事買えてよかった！

で。
実は私、第一話をいきなり録画失敗しちゃってたんで、ホライゾンのアニメをやっと見ることが出来るという状態だったりします（苦笑）。見ましたよ、人様から遅れること3ヶ月。
一応原作は1巻上下だけ読んでるわけですが……うんなるほど、細かい部分忘れてることもあるけど、ストーリーはよくわからん！
わからんけど楽しい！　アクションがいいわー。

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第23回ファンタジア大賞＜金賞＞受賞作。

勇者になろうと予備校に通い首席にまで登り詰めたのに、魔王は倒され平和が訪れもう勇者は不要、とばかり国の勇者制度が廃止に！
かくして勇者候補は、何の資格もない使えない若者として就職試験にも落ちまくり、どうにか就職したのはマジックアイテムのチェーン店。

これはいいですねー、設定時点でかなり興味を惹かれますが、軽いテンポでさくさく読めてそれなりにメリハリも効いた内容になってます。黒枠おすすめで！

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2004年発売のスクエニのノベルス「ステレオタイプ・パワープレイ」を改題し、加筆修正・分冊した作品。よって2巻一気読みが基本と思われます。お買い上げの際は、 1巻とご一緒に！

旧作を知らない人はもちろん、知ってる人にもおすすめ。前よりテンポがよくなっているように感じました。

別の異世界の技術を使って、世界の危機を解決する、を連続でやってます。幼馴染みスキーにもぜひ。

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実は読み始める段になって初めて気がつきましたが、2004年発売のスクエニのノベルス「ステレオタイプ・パワープレイ」を改題し、加筆修正・分冊したのが本作です。
よって2巻一気読みが基本と思われるので、紹介＆感想については2巻の方にまとめて載せることにします。

多数の異世界が一度に危機に陥り、助けを求められ、別の世界の技術を世界の危機を救うのに利用する。そうですね、 「俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録!?」を思い浮かべてもらうとわかりやすいかと。

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1月に創刊した桜ノ杜ぶんこからの刊行で、作者自身もこれがデビュー作とのこと。

日本神話とクトゥルフ神話を混ぜた世界観の現代伝奇ものですが……
おー、これはなかなかにおもしろいじゃないですか！　おすすめです。

登場人物が絞り込んであり、メインとなるキャラは三人だけ、そのなかでも主人公以外の出番を抑えているので、主人公の描写が非常に丁寧。
また祝詞の唱え方であるとか、神話や神道の部分も相当描写が細かいです。設定とか気にする人には読んで欲しいですね－。
正直に言って、まあ新レーベルだからとりあえず買ってみたけどあんまり巫女さんが表紙に出てくるラノベで当たったためしがないからなー、とか思っててすいませんでした！

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性別が女なら、どんな存在であれ口説かずにはいられない「ビョーキ」持ちの少年・望月砕月が、その言動で修羅場を巻き起こすラブコメ。

いやー相変わらずいいですね。実にいい。
こんだけストレートに女を口説きまくりの主人公はそうはいません。
「ビョーキ」という設定がなせる技とはいえ、一点も曇りもない全方位営業（笑）には感服です。

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1巻丸々使って序章で終わっちゃったよこれ……

えーと、気を取り直して紹介して行きましょう。
企画もの○Vではなく、れっきとしたライトノベルです。
戦隊ものをパロって水着をバトルスーツに見たててやってみた、という感じです。

なんですが重要な点が一つ。
最初にミズギーズが登場して活躍するシーンがちょっとあった後は、主人公が転校してきて友達を作るところに描写の重点がおかれ、その後で水泳部の真の実態を知る、ここまでで1巻が終わっちゃってるんですよね。
最初の掴みが重要なイロモノでさすがにこの構成はどうかと思ったんで、好事家以外にはあえておすすめはしませんが、むしろミズギーズに行き着くまでの日常シーンは悪くなかったです（苦笑）。

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タイトルが「人生」とあった瞬間に、「あ、たぶんこれはろくなもんじゃないな！」と直感しましたが予想に違わず、実にどうでもいい感じの話でした（褒めてます）。

生徒からの人生相談に答えるという趣旨ですが、回答者自身が偏ってるのでろくな答えが出てこない、というコンセプトになってます。
「生徒会の一存」とかああいった感じを想像してもらうとわかりやすいかと。あと、ギャグに特定作品によるオタネタパロディを使ってなかったのでそういう意味でも手に取りやすいです。

気楽に息抜きしたい時におすすめ。

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2巻が出た！ 快挙だ！ 正直半分くらいはあきらめてました。

中華風世界観で描写される武侠もの。
筆力の高さは今更私なんかが語るまでもなく万人が認めるところですが、唯一筆の遅さも圧倒的という泣き所がある秋山瑞人。しかし、「たった3年半」で2巻が読めるなんてああすばらしい。

1巻は序章ということもあり、幾分抑制されてましたが2巻では全開。これでもか！というくらいの闘劇描写が拝めます。燃える！

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残念美人・裾ノ花乃花を部長とするコミュニケーション不全の連中が集まる「人見知り部」の残念でラブコメな日常。

乃花先輩のエロ言動とか目立つ部分につい目が行きがちですが、個人的には藍人と明のいちゃラブ描写がやばいです。なんという幼馴染みパワー！

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いじめを受けていた主人公を救ったのは、人喰いの妖・黒衣。意図せず契約を交わしてしまった主人公は、毎月一人誰かを指定して彼女に喰わせないといけない……

コンセプトが思いっきりダークです。
苦悩しながらも、それなりに自分の中での一線を頑なに守り続ける主人公・十夜もなかなかの逸材ですが、なんといっても十夜を主とした妖・黒衣の人外っぷりが素晴らしいです。あっさり主人公に感化されて正義の味方っぽくなる妖がラノベ（に限った話じゃないですが）では多い中、人外である黒さがにじみ出てます！

さて2巻では、退魔省の依頼を受ける形で、一人の少女の調査をすることに……

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超がつく王道の異能バトルもの。

ヒロインは未覚醒だけど吸血鬼の属性を持つ魔王だったり、キャラの配置なんかも定番という感じ。

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本編はこれにて完結！

2004年に1巻が刊行されて以来、7年に渡って続いてきた人気シリーズもひとまず終幕（もっとも後日譚はまだ出るようですが）。
展開そのものは予想通りといったところですが、大団円は感慨深いものがありますね－。お疲れ様でした！