名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

11/07/07 - の記事

2011年7月 の新刊情報 電撃文庫

今期にアニメ放映される「ロウきゅーぶ!」「神様のメモ帳」ももちろんですが……
ここ最近続いているWeb小説からのデビューとなる『魔法科高校の劣等生』に要注目でしょう。
あとは、入間人間の新作「トカゲの王」にも。

ロウきゅーぶ! (8) 蒼山サグ
神様のメモ帳7 杉井光
学園キノ (5) 時雨沢恵一
狼と香辛料 XVII Epilogue 支倉凍砂
乃木坂春香の秘密 (14) 五十嵐雄策
トカゲの王 I ~SDC、覚醒~ 入間人間

11/07/06 - の記事

ダンタリアンの書架8

タイトル:ダンタリアンの書架8(小説:スニーカー文庫)
作者  :みくもがくと:三雲岳斗
絵師  :じーゆうすけ:Gユウスケ
デザイン:?
編集  :?

様々な異能を発揮するが、その力ゆえに持ち主自身を滅ぼすことも多い幻書。
この物語はその身に、90万と666の幻書を封印する少女『黒の読姫』ダリアンと、ダリアンの封印を管理する鍵守の青年ヒューイが幻書に関わっていくというもの。
連作短編形式で、幻書に絡んだいろんな事件などが描かれますが、たいていは欲望に目が眩んだ人間が幻書を扱いきれず不幸になる結末が待っています。

大安定の鉄板シリーズ。
あ、一言だけ。なぜ巻頭のカラー挿絵は無事なのに、作中の挿絵になるとダリアンがどんどん崩壊していくのでしょう(笑)

11/07/05 - の記事

バカとテストと召喚獣9.5

タイトル:バカとテストと召喚獣9.5(小説:ファミ通文庫)
作者  :いのうえけんじ:井上堅ニ
絵師  :葉賀ユイ
デザイン:?
編集  :?

短編集。

雄二と明久の邂逅話もなかなかよかったんですが……
あまりにも1話の「僕と子供と召喚順獣」の破壊力が高すぎた!

まあ、要はいつもは一人一体生み出す召喚獣を、実験として二人で一体召喚しようというものなんですけどね?
うんまあつまりなんだ、お察しくださいということですよ!

オレと彼女の絶対領域<パンドラボックス>

タイトル:オレと彼女の絶対領域<パンドラボックス>(小説:HJ文庫)
作者  :たかやませいいち:鷹山誠一
絵師  :伍長
デザイン:?
編集  :?

第5回ノベルジャパン大賞<大賞>受賞作。

主人公が一目惚れした先輩は、不吉を告げる魔女だった!?
「ラプラスの悪魔」とか出てくるあたり、SF解釈が出てきます。が、まあストーリー的な部分はさておき……
明日香先輩かわいいなあもう!

囮物語

タイトル:囮物語(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?

さて、例によって怒涛のくだらない掛け合いが……掛け合いが……

掛け合いどころか、プロローグからいきなり撫子が暦とバトルしてますけど!?

今回の囮物語は、今までのシリーズとかなり趣が違ってます。ほぼシリアス一辺倒。
おまけに、撫子についての描写がとことん容赦なし。

とどめにラストの展開もまた完全に予想外。いやー、これは一本取られました。今までゆるっとダラっと話を進めていたこと自体が、伏線かと思えるくらいです。

11/07/04 - の記事

巨竜城塞のアイノ

タイトル:巨竜城塞のアイノ(小説:HJ文庫)
作者  :とりいひろし:鳥居羊
絵師  :都森すみと
デザイン:?
編集  :?

なんか、タイトルがいまいち地味なのと、その割に帯のキャッチコピーが、
「飛ばされた異世界で少年は誓った 『すべてを変えてみせる 世界も、運命も、パンツも!』
などという煽りなので、萌え系のお気楽ファンタジーなのか?などと疑いつつ、読み始めたわけですが……
系統としてはむしろ清水文化ベースに萌えというサービス成分がやや増量された感じ。異世界召喚を受けた少年が、自らの理系知識などを総動員して、文化・数学・戦争といった方面で世界を改革していきます。
おすすめ。

11/07/03 - の記事

問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ?

タイトル:問題児たちが異世界から来るそうですよ? あら、魔王襲来のお知らせ?(小説:スニーカー文庫)
作者  :たつのこたろう:竜ノ湖太郎
絵師  :あまのゆう:天之有
デザイン:?
編集  :?

タイトルはうまいこと内容を表してます。
強すぎる異能を持てあまし、退屈し、世間ではみ出し者となっていた問題児三人を、黒ウサギがコミュニティ再興のために召喚したはいいものの、なにせ問題児なので思うようには動いてくれない……そんな感じの異世界召喚アクション。

はい、2巻は表紙にもなっている飛鳥さんクローズアップ。
あと、戦いも激化。
ギフトゲームでの知略&武力による駆け引きが熱い!

11/07/01 - の記事

本日の名台詞

「ここは私の国なのよっ!! 私しかいないなら私が守るしかないじゃない!!」


タイトル:ミスマルカ興国物語 IX(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :ともぞ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :シャルロッテ (206 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

武力によらずして大陸統一を目指すマヒロ王子の活躍に刮目せよ!
とはいうものの、今回はシャルロッテ皇女の独壇場なんですが。

それでは台詞解説。
テロリストに襲われ危機に。こちらの戦力が期待できない状況の中で、シャルロッテは自らが突撃を。漢らしい……女だけど。

ミスマルカ興国物語 IX

タイトル:ミスマルカ興国物語 IX(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :ともぞ
デザイン:?
編集  :?

一切戦わずして、大陸を統一しようという壮大すぎる野望を持ったマヒロ王子の活躍を描くヒロイックファンタジー。ただし、超変化球。

およそ普通のファンタジーのセオリーは通用しません。
けれど、単に王道を外してるだけといった感覚ではなくて、ものすごいエンターテイメントであり、同時にものすごい緊張感のある話でもあります。あんだけ、真面目な場面でもバカやってるというのに!
とにかく1巻だけでも試してもらえれば、シリーズのノリは否応なく伝わってくると思いますよ?

さて、今回は。
表紙も飾ってるだけあって、完全にシャルロッテ皇女のターン!

僕の妹は漢字が読める

タイトル:僕の妹は漢字が読める(小説:HJ文庫)
作者  :かじいたかし
絵師  :皆村春樹
デザイン:?
編集  :?

第5回ノベルジャパン大賞<銀賞>受賞作。

HJ文庫の公式サイトで、ためし読みが可能なんですが、その時点で相当に強烈な個性を発揮しまくっているため話題沸騰。争奪戦が始まっていて、買えない人が出てきそうですが、増刷が既にかかっているそうなので、予約しておきましょう。

さて、あえて具体的な内容に一切触れずにさらっと流しました。以降、具体的な内容を紹介していきますが、サプライズが好きな方はぐっと我慢しましょう。それでは……