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11/10/01 - の記事

スワロウテイル/幼形成熟の終わり

タイトル:スワロウテイル/幼形成熟の終わり(小説:ハヤカワ文庫JA)
作者  :とうまちとせ:籘真千歳
絵師  :竹岡美穂
デザイン:?
編集  :?

前作が好評だったようで続編が!
なんといってもその世界観が魅力!

<種のアポトーシス>と呼ばれる病の感染拡大を防ぐため、感染者は関東湾に作られた浮島の巨大な自治区に男女別に隔離されて暮らしている。失われた異性の代わりに、人は第三の性となる人工妖精<フィギュア>と呼ばれる人型インタフェースを作りだし、彼らと共棲している。彼らは五つの原則に従って、人間達と関わっていく。

AIスキーなら、と最初に言いましたがこれの魅力を一口で語り尽くすのは非常に難しいですね……。多くの要素が凝縮されているのは間違いないです。ハヤカワならではの、キャラ小説の枠では描写が難しい、重厚なストーリーや世界観に酔いしれてください。おすすめ。あ、AIスキーはぜひ! 未読の方は1巻をよろしく!