名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

11/11/21 - の記事

本日の名台詞

「そういえばシドー」
「ん? どうした?」
「水族館とは一体何なのだ?」
「何って……十香が行きたかったんじゃないのか?」
「勘違いするな。私はシドーと一緒にデェトがしたかっただけだぞ」


タイトル:デート・ア・ライブ3 狂三キラー(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :つなこ
デザイン:?
編集  :?
キャラ :五河士道&十香 (192 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

世界を危機に陥れる精霊から世界を救う手段、それはデートしてデレさせること!
とまあ、きてれつな発想のもと、繰り広げられるアクション&ラブコメ。意外と王道に忠実、それでいて変化球もありと、敷居は低くかつ楽しめる作品です。詳細は書影クリックで。

それでは台詞解説。
十香は、精霊なので人間社会の知識には乏しく、他人の助けを借りて士道を水族館に誘ったまではいいのですが実は水族館がなんだか知らなかったのでした。……なんという破壊力の台詞! こういう部分が、十香さんを正ヒロインたらしめる部分ですね。奇をてらわず純粋に来るからやばい。

このライトノベルがすごい! 2012

タイトル:このライトノベルがすごい! 2012(その他:宝島社)
作者  :このらいとのべるがすごいへんしゅうぶ:このライトノベルがすごい!編集部
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

さて、では雑感など。
まあこのラノに関しては目利き&作品紹介のライターとして参加していることもあって、完全な一読者の意見にはならないかもしれませんがご容赦を。

まずはランキング。

別れる理由を述べなさい!

タイトル:別れる理由を述べなさい!(小説:一迅社文庫)
作者  :おおたりょう:太田僚
絵師  :H2SO4
デザイン:?
編集  :?

タイトルの感じから「修羅場なラブコメかな?」とか勝手に想像してましたが……実際の内容は、斜め上。修羅場じゃないけどある意味ではそれ以上。

ドMな主人公と、ドSな彼女。日々繰り広げらる『責め』に主人公は満足しているようなのに、なぜ別れ話を切り出したのか!?

うん、これはかなり真性のSとMだ。特殊な性癖の方、及びネタとして許容できる方にはおすすめ!

デート・ア・ライブ3 狂三キラー

タイトル:デート・ア・ライブ3 狂三キラー(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :たちばなこうし:橘公司
絵師  :つなこ
デザイン:?
編集  :?

桁違いの力を持ち世界を脅かす精霊を、武力ではなくデートしてデレさせてなんとかしよう!という、なんともすごい設定の物語。
こんな無茶な設定で、かつコミカルな部分が多いですが、それでいてきっちり伏線なども張ってありキャラの魅力も高いというおすすめなシリーズです。

3巻では予想通り新キャラ登場ですが……なかなか癖のあるのがさらに二人も!