名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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08/05/13 - の記事

本日の名台詞

「お主はすごいのだ! 世の男どもをすべて合わせてもお主には及ばん! 妾は来る日も来る日もお主のことを考えて剣を振っているというのに、お主にそんな平気な顔をされたらこれ以上どうすればいいのだ!」


タイトル:龍盤七朝DRAGONBUSTER 1(小説:電撃文庫)
作者  :あきやまみずひと:秋山瑞人
絵師  :藤城陽
デザイン:?
編集  :?
キャラ :月華(ベルカ) (258 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

中華風世界での武侠もの。
(ついったーで、この作品には「侠」:信念に従って正義ために行動するという部分がないので、武侠ものではないのでは?という指摘あり。確かに指摘の通りです……が、たぶんそう言った方が「中華風ボーイミーツガール」というよりも作品イメージが伝わる気がするのであえて訂正はしないことにします)

それでは台詞解説。
運命の邂逅の日に涼狐(ジャンゴ)に桁違いの強さを見せつけられて以来、ずっとそれが心に残っている月華。
なのに当の本人は強さに無自覚というか誇りを持っていないように見えるのがじれったく一席ぶってしまったのでした。うーん、まるで恋の告白。本人に自覚はないみたいですが。

烙印の紋章―たそがれの星に竜は吠える

タイトル:烙印の紋章―たそがれの星に竜は吠える(小説:電撃文庫)
作者  :すぎはらとものり:杉原智則
絵師  :3
デザイン:?
編集  :?

十年に渡り戦いを続けてきたメフィウスとガーベラは王族同士の婚姻で和平への道をとることに。
そこでうつけ者と評判の皇子のもとに嫁ぐことになったガーベラの姫・ビリーナ。
しかしその皇子の正体は、すご腕の剣闘士だが、メフィウスの皇子と顔が瓜二つだったことから身代わり皇子を務めることになったオルバだった……。
ファンタジーの世界では王道とも言える身代わり皇子の物語です。
この手の話はいつ読んでもわくわくしますね。

いつか、こいまち!

タイトル:いつか、こいまち!(小説:電撃文庫)
作者  :はせがわまさし:長谷川昌史
絵師  :作々
デザイン:?
編集  :?

親の都合で田舎に越してきた真哉。
恋心に干渉できるちょっと不器用だけど前向きな、修行中の恋神・甘楽さんと関わることになって……。
でもなかなか転校初日から気になる高嶺の花・樒莉奈との距離は縮まらず。

ぬるーい、ほのぼの系のラブコメです。