名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「お主はすごいのだ! 世の男どもをすべて合わせてもお主には及ばん! 妾は来る日も来る日もお主のことを考えて剣を振っているというのに、お主にそんな平気な顔をされたらこれ以上どうすればいいのだ!」


タイトル:龍盤七朝DRAGONBUSTER 1(小説:電撃文庫)
作者  :あきやまみずひと:秋山瑞人
絵師  :藤城陽
デザイン:?
編集  :?
キャラ :月華(ベルカ) (258 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

中華風世界での武侠もの。
(ついったーで、この作品には「侠」:信念に従って正義ために行動するという部分がないので、武侠ものではないのでは?という指摘あり。確かに指摘の通りです……が、たぶんそう言った方が「中華風ボーイミーツガール」というよりも作品イメージが伝わる気がするのであえて訂正はしないことにします)

それでは台詞解説。
運命の邂逅の日に涼狐(ジャンゴ)に桁違いの強さを見せつけられて以来、ずっとそれが心に残っている月華。
なのに当の本人は強さに無自覚というか誇りを持っていないように見えるのがじれったく一席ぶってしまったのでした。うーん、まるで恋の告白。本人に自覚はないみたいですが。