名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

08/10/02 - の記事

本日の名台詞

「あらゆる服従は無価値だが、この世には唯一、価値のある服従がある。それは自分の心に従う事だ」
「……」
「お前が本気で生きているのなら、俺にはなんの文句もない」


タイトル:超人間・岩村(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たきがわれんじ:滝川廉治
絵師  :toi8
デザイン:?
編集  :?
キャラ :岩村陽春 (127 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

とにかく岩村のポジティブさが熱い!
なお、タイトルとか序盤の展開だけを見ると勘違いするかもしれませんがれっきとした青春小説です!超能力バトルとkは一切ありません!

それでは台詞解説。
新聞部の杉浦のことを肯定している発言。これは熱い……

超人間・岩村

タイトル:超人間・岩村(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :たきがわれんじ:滝川廉治
絵師  :toi8
デザイン:?
編集  :?

第7回スーパーダッシュ文庫小説新人賞<佳作>受賞作。

いろいろすごいんですが、まずなにがすごいって……プロローグから76ページまでは男しか出てこないって事ですよ!
あまりの女の子出なさっぷりに、「これはもしかして最後まで『ドキッ! 男だらけのラノベ作品』になるのか!?」と思ったんですが、さすがにそんなことはなくて、以降は女の子もちゃんと出てきました。

こういう極端な作りですが、これが実は直球の学園&青春小説。魔法とか超能力とか一切無し! 派手さとは無縁ですが(そりゃそうだ)おすすめです!

パーフェクト・ブラッド4 道化の魔女と刻の誘い

タイトル:パーフェクト・ブラッド4 道化の魔女と刻の誘い(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あかいこうすけ:赤井紅介
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

魔法犯罪と対して、同じく魔法で立ち向かう少年・少女の戦いを描いた物語。
ここに来て、なんかアカシックレコードというか、決定された歴史と歴史の外側に位置する存在、がとかなにやら話が大きくなって盛り上がってきました。
実を言うと最初は椋本夏夜イラストにつられて買ったことを白状しますがっ! でも今はかなり話そのものがおもしろくなって読んでます。
透華は、焼きもちを焼いてこそ透華だよね!

曰くありげなMTF(米国魔法士部隊)の少女・エレインが来日し、裕樹にいろいろちょっかいをかけてきます。
最終的にはやっぱりバトルに発展しちゃう訳ですが、それまでの学園パートがいいですね。いちゃいちゃベタベタはいいねえ……。
ところで雪子もなんでもないように見えてけっこう嫉妬深いのがよくわかってきたんですが……なんか雪子の発言内容を見ると、裕樹と対複数(読んだ人なら言ってることはわかるはず!)はありなのか!?