名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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06/09/12 - の記事

本日の名台詞

「……でも、それは違う。今なら分かるの。意味も理由もいらない。私がここにいることを許せるのは、意味を持たせることができるのは、結局は自分自身なんだって。たとえ周りの人達が私を認めてくれたのだとしても、私がそれを受け入れられなければ何の意味もない。だから、まず、自分を信じることから始めなくちゃいけないんだって……そう、私に教えてくれた人がいるから」
「だから私は、もう意味なんて求めない。そんなものがなくても、私は私、でしょう?」


タイトル:トキオカシ(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :はぎわらまり:萩原麻里
絵師  :鹿澄ハル
デザイン:?
編集  :?
キャラ :観池眞名 (287 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

作品解説は画像クリックで。

いわゆる自分探しに対する答え。

トキオカシ

タイトル:トキオカシ(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :はぎわらまり:萩原麻里
絵師  :鹿澄ハル
デザイン:?
編集  :?

作者の人は、ティーンズハートやホワイトハートで執筆されていたのでご存じない方がほとんどでしょう。私自身は、たまたま2年ほど前にヒヨコ舎から出た「そらのこども」を読んでいたんですが、最初はつながらず、新人さんかと思いました(汗
うん、実におもしろかった! エピソード自体はまとまってますが、続編構想はしっかりあるみたいなんで、早く続きが読みたいです。

モンスターズ・イン・パラダイス 1 (1)

タイトル:モンスターズ・イン・パラダイス 1 (1)(小説:ウィングス文庫)
作者  :しまだりり:縞田理理
絵師  :山田睦月
デザイン:?
編集  :?

レーベルからしても全く接点のない方が大半だと思いますが、少なくともこの作品についてはBLではないのでご安心ください(笑)。ちなみに、作者さんの既刊である「霧の日にはラノンが視える」全4巻も、BLではないです。期待通りのおもしろさでした。

さて、簡単な紹介を。
「神話的人類」と呼ばれる異種族も分け隔てなく受け入れる国・アイオニア連邦の大都市ブルームフィールド市。そこに田舎からはるばる新米の捜査官としてやってきたジョエルの奮戦記です。
「神話的人類」恐怖症なのに、いきなり対神話的人類の専門部署に配置されてしまったジョエルの明日はどっちだ!?というようなノリだと思ってください。