名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

山田睦月

07/05/24 - の記事

モンスターズ・イン・パラダイス 2

タイトル:モンスターズ・イン・パラダイス 2(小説:ウィングス文庫)
作者  :しまだりり:縞田理理
絵師  :山田睦月
デザイン:?
編集  :?

最初にお断り。BL小説じゃないですよ?

人と幻想世界の住人《神話的人類》達が同居する世界で、その《神話的人類》絡みの事件捜査を専門とする部署に配置されたジョエル。
人と《神話的人類》の接し方に日々戸惑うジョエルと、コンビを組んでいるヴァンピール(吸血鬼)の青年・カートの日常&捜査活動を中心に、人と《神話的人類》の日々の暮らしぶりを生き生きと描いています。実に細かい部分まで行き届いた設定が魅力のファンタジーというにはリアルな息づかいのある物語。おすすめ。
2巻では法廷劇まで見られますよ!

06/09/12 - の記事

モンスターズ・イン・パラダイス 1 (1)

タイトル:モンスターズ・イン・パラダイス 1 (1)(小説:ウィングス文庫)
作者  :しまだりり:縞田理理
絵師  :山田睦月
デザイン:?
編集  :?

レーベルからしても全く接点のない方が大半だと思いますが、少なくともこの作品についてはBLではないのでご安心ください(笑)。ちなみに、作者さんの既刊である「霧の日にはラノンが視える」全4巻も、BLではないです。期待通りのおもしろさでした。

さて、簡単な紹介を。
「神話的人類」と呼ばれる異種族も分け隔てなく受け入れる国・アイオニア連邦の大都市ブルームフィールド市。そこに田舎からはるばる新米の捜査官としてやってきたジョエルの奮戦記です。
「神話的人類」恐怖症なのに、いきなり対神話的人類の専門部署に配置されてしまったジョエルの明日はどっちだ!?というようなノリだと思ってください。