名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

06/08/18 - の記事

極楽トンボの戯れ言

メモ代わりにこういうところを使うな!と怒られそうですが、あえて使う。懸案事項。
●同人誌通販に伴う事前調査の実施
●来年(笑)の夏コミ同人誌、あとがき本構想(妄想)についてリサーチしてみる。
●お・り・が・みキャラクター人気投票の実施(9月予定)
思ったよりも地力があって、企画が成立しそうと判断

以上3つはすべて週末には処理しよう。あ? バカ小説?……(汗

本日の名台詞

「……知らなかったんですか、ハインツ・フレイ。限界なんて、簡単に超えられる……貴方のフェレスが教えてくれたことなのに」
「これ……愛の力っていうらしいですよ?」


タイトル:十三番目のアリス(小説:電撃文庫)
作者  :ふしみつかさ:伏見つかさ
絵師  :シコルスキー
デザイン:?
編集  :?
キャラ :アリス (273 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

時間配分間違えて作品説明する時間なくなってしまいました(苦笑

割とクライマックスな場面での決め台詞です。愛は、偉大だ。

神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ サイレント・ブラック(小説:GA文庫)
作者  :おおさこじゅんいち:大迫純一
絵師  :BUNBUN
デザイン:?
編集  :?

通称ポリ黒の第二弾は、なんと1作目に引き続いてまたも犯人が最初から分った状態でスタートする倒叙ミステリ仕立てです。
他に説明する言葉は要らない気がしますね……。
きちんと読ませてくれますよー。

ポリフォニカというシェアードワールド上では、現在榊一郎さんによるポリ赤、高殿円さんによるポリ白、そして大迫純一さんによるポリ黒という、3つのシリーズが同時展開中ですが、作風が様々で実に読んでて飽きないです。また、あとがきによると設定に矛盾がでないように一人別に作家さんが専属で設定関係のチェックをされているとのこと。理想的なチーム制による作品展開として、参考にすべき事例かもしれません。

神様が用意してくれた場所

タイトル:神様が用意してくれた場所(小説:GA文庫)
作者  :やざきありみ:矢崎存美
絵師  :Fuzzy
デザイン:?
編集  :?

探偵事務所の助手をしている少女が遭遇する、少しだけ日常から外れた事件・依頼について描写していくお話。
「ぶたぶた」シリーズの作者さんなので、なんとなく作風に想像がつく方もいると思いますが、驚天動地の展開とか、派手なアクションとか、萌えなラブコメとかそういうものを期待する作品ではありません。
細かい人の感情の機微、ちょっとした優しさ、やりきれなさ、そういったことを日常から半歩踏み出したような不思議体験を通して描写していきます。

佐藤家の選択 1

タイトル:佐藤家の選択 1(小説:HJ文庫)
作者  :かいばなだいすけ:貝花大介
絵師  :今泉昭彦
デザイン:?
編集  :?

算法という、事象に対する予測演算能力を駆使する少年が主人公の話。
ただし、この物語の場合はむしろ算法そのものよりも、そうやってデータですべてを計測することによる不具合と挫折、そして新たな境地に至るという、正しく少年の心の成長を書いたライトノベルです。

個人的な要望としては、算法のハッタリが「ウィザーズ・ブレイン」並に仰々しいとよかったなあ……。