過去ログ
06/08/05 - の記事
月の娘 1
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2006/08/05 - 05:50作者 :わたなべまさき:渡辺まさき
絵師 :山田秀樹
デザイン:?
編集 :?
ある日、突然頭の中に響いてきた少女の声。それは異世界から飛ばされてきた魔法使いの少女の仕業。
ごくごく普通の園芸部員だった一沙は、かくして否応なしにちょっとだけ不思議な日常の世界へ。嫌々ながらも一沙は異世界の少女が元の世界に変えるための手伝いをすることになり……。
現代日本の学園を舞台に送る魔法ファンタジー。ちょっと和風テイストです。
筋書きそのものは極めてオーソドックスなので、特筆するべきことはありませんが、主人公が園芸部員であることから、部活の描写もそういった方面のものになるんですが、これが実に目に浮かぶように描写されています。それと富士見ファンタジアの「夕なぎの街」でもそうだったんですが、食べ物を食べるシーンが非常に魅力的で、思わずこっちのお腹が空いてしまいそうな感覚です。まだ1巻で物語があまり動いていないという理由もあると思いますが、魔法に関わるシーンよりもむしろ日常の何気ない描写が魅力のお話ですね。
サマー/タイム/トラベラーで言及された作品リスト
投稿者: tonbo 投稿日時: 土曜, 2006/08/05 - 00:00サマー/タイム/トラベラーで言及された作品リスト
ちょっと以前に公開して、リニューアル時に消滅していたこのリスト、時をかける少女をみたのを契機に復活させてみました。内容は以前と変わってませんが、時間ものに飢えている方は参考にしてみてください。
06/08/04 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2006/08/04 - 06:01「信じることだ、レニィ。前を向いて戦うかぎり、勝利を疑ってはいけないよ。疑いが首をもたげたら、そのときは生き抜くために逃げるか、大切なひとを守って死ねばいい」
「ずいぶん簡単なんだな」
「難しいと思うのは、たぶん、自分で難しくしているからだよ」
「……かもしれねえ」
「愛して、憎んで、生きて、死ぬ。それが人生のすべてだ」
作者 :じゅうもんじあお:十文字青
絵師 :BUNBUN
デザイン:?
編集 :?
キャラ :ロム・フォウ&レニィ (96 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
すっかり人気シリーズとなった薔薇のマリア。ウィザードリィ的な世界観の中で繰り広げられる冒険と人間模様。特に巻を重ねるにつれて、世界のありようと人間には深みが出てきました。
外伝的な位置づけですが、コロナを主役としたこの巻は最たるものと言えるでしょう。
あまり多くは語りませんが……涙なくしては読めません。
今まで「コロナ、うざい」「なんでいるの」などと思っていた人もいるんじゃないかと思いますが(ごめん、実はわたしがそうでした)……マリアナ海溝よりも深く反省してます。そんな過去を背負っていたとは……orz
この巻を読んで、180度コロナに対する見方が変わりました。
それでは台詞解説。
強敵とぶつかることになり、緊張を強いられているレニィに教えるかのような人生観をロム・フォウが語っています。このシンプルな価値観が実に彼女の性格と合っていると思います。
ルルル文庫とガガガ文庫のライトノベル本詳細
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2006/08/04 - 05:40平和の温故知新経由の情報です。
いや実はちょっと前に出ること自体は知ってましたが、なんでか知らないけどbk1にもamazonにも登録される様子がないので、ほんとに発売されるのか疑っていたのです(苦笑
当面登録される様子がないのでとりあえず紹介。両者ともに店頭に並ぶのは8月9日頃とのこと。
追記:登録されました。下に→amazonとしておきます。
●ルルル文庫の 『はやわかり!! ライトノベル・ファンタジー』 →amazon
●ガガガ文庫の「ライトノベルを書く!クリエイターが語る創作術」 →amazon
骨王 (1)アンダーテイカーズ
投稿者: tonbo 投稿日時: 金曜, 2006/08/04 - 05:17作者 :のむらけい:野村佳
絵師 :THORES柴本
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
今年の新人はいきなり続物であることを前面に出して、大きく出たなーという感じですが、この作品もどうしようもなく途中で終わっているので、正直なところ真価はまだ完全にはわかりません。
しかし、レベルはかなり高そうです。
とりあえず1巻は伝奇というよりはサスペンスの感覚で読むのがいいのではないかと。
ストーリー展開がネタバレに直結しているのでうかつなことが言えないのです。
ただ、クセが強く人によっては登場人物……特に主人公に対してあまり思い入れを持てない可能性があるので、問題があるとすればそれくらいでしょうか。なにしろ「すぐキレる」若者風味なので……(苦笑
06/08/03 - の記事
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 木曜, 2006/08/03 - 06:37まずは北極星を見つける
北極星は北斗七星からスグわかる
それに赤道儀を向けてやると
傾いた地軸にそって星を追いかけられる
あとは…
太陽がジャマをするまで
この宇宙はボクのものだ!
作者 :おおいしまさる:大石まさる
絵師 :?
デザイン:?
編集 :?
キャラ :− (91 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
読み切りショートSFの詰まった「水惑星年代記」。実に癒されます。
寝過ごしたという時間の都合で以下略(阿呆
台詞解説。
見ての通り天体観測を趣味とする少年の感動を表したもの。
06/08/02 - の記事
純情感情エイリアン 白丸1地球防衛部と僕と桃先輩
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2006/08/02 - 14:55作者 :こばやしゆうき
絵師 :まくら
デザイン:?
編集 :?
絵師直営サイト:なし
特記事項なし
やきもち焼いたりする桃先輩が実にかわいいです。以上、説明終わり!
……説明不足? あーではもうちょっと追加して「卵管」ネタがなかなかよかったです。
これでも駄目?
えーと、高校に入った主人公が選んだ部活は見るからにまともとは思えない「地球防衛部」。そこでエイリアンから学園を守ったり、先輩といちゃいちゃしたりする話です。
とにかく桃先輩に尽きると思います。
ただし! 注意事項あり。
本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2006/08/02 - 06:18「いい? 誰もあんたに本音でぶつからなかったんなら、わたしがぶつかってあげる。あんたは、自分の殻にこもったわがまま男! 周りの文句ばかり言ってるダメ高校生!
自己中心的で、利己的で、自分勝手! あと、チビ!」
「言いたいこと言いやがって! じゃあ、お前はどうなんだよ! お前はオレの仲間じゃないのかよ!」
「仲間だよ。
わたしだって、神門君と同じ弱い人間だもん。
だけど、変われるんだよ」
「変わる? オレが?」
「神門君と本気で喋ってくれる人はいる。演劇部のみんなだって、神門君に本気で怒ったでしょ? 神門君を演劇部の仲間として、友達として受け入れたから、みんなあんなに真剣だったんだよ」
「オレ……」
「だから、神門君だってみんなに心を開かなきゃいけないと思う」
作者 :くまがいまさと:熊谷雅人
絵師 :えれっと
デザイン:?
編集 :?
キャラ :空口真帆&神門裕貴 (216 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
1巻では黒魔法を愛するネクラ少女の内弁慶っぷりが魅力の作品でしたが、2巻ではそれは縮小され、かわりに普通の青春ストーリーとしていい感じに仕上がっています。とはいっても黒魔法の要素は残って入るんですけれど。
作品的に、1巻と同じ状況を再び繰り返すような形になっているので対比させながら読むとより面白いんじゃないかと思います。上の台詞にも出てきてますが、真帆自身が「人は変われる」を体現してるわけですね。
さて台詞解説。
極楽トンボの戯れ言
投稿者: tonbo 投稿日時: 水曜, 2006/08/02 - 05:51夏コミの準備などやその他諸々の雑事に追われて、新作を読んでいる時間がなくてかなり積ん読がすごいことになってます(汗 ただ、ようやっと消化をはじめるめどはついたので遅れ気味にはなりますが、そのうち紹介はできるんじゃないでしょうか。たぶん。きっと……
目下、評価の定まっているシリーズものはおいといて、海のものとも山のものともしれない新人さんの作品を倒してますのでもう少々お待ちください。……ドリンクの消費量が最近右肩上がりで不健康極まりない極楽トンボでした。
06/08/01 - の記事
夏コミに向けてお・り・が・み初心者読本、制作順調?
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2006/08/01 - 05:46本日の名台詞
投稿者: tonbo 投稿日時: 火曜, 2006/08/01 - 05:32「はい、もやしラーメン大盛り、お待ちどうさま。ロリコン」
「……銀子」
「何よ?」
「それ、いつまで続くんだ?」
「あんたがめげるまで」
「おまえな、いい加減にしないと、俺も怒るってことを……」
「幼稚園のとき、一緒にお風呂に入ったあたしの胸を触りたがった紅真九郎くん。ちゃんと触らせてあげた慈悲深いあたしに、何か文句でも?」
「……ありません」
作者 :かたやまけんたろう:片山憲太郎
絵師 :山本ヤマト
デザイン:?
編集 :?
キャラ :村上銀子&紅真九郎 (24 P)
▼本日の作品&台詞解説▼
欝と言うかやりきれない部分も内包しつつも、7歳のヒロインと16歳の少年というある意味凶悪な組み合わせで送るボーイミーツガールな物語「紅」。
ラブでコメな部分も実にいい味を出してます。
その一例が台詞でとりあげた主人公の幼馴染、銀子さん。
ごく一部の方に重要な点として眼鏡っ娘です、眼鏡ッ娘。しかもツン成分が大量に含まれております。私は別段眼鏡属性はないんですが、山本ヤマトさんのイラストについなびきそうになりましたとさ。
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