名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

あさくらてつや+:朝倉哲也+designCREST

06/05/04 - の記事

アンダカの怪造学 III デンジャラス・アイ

タイトル:アンダカの怪造学 III デンジャラス・アイ(小説:スニーカー文庫)
作者  :あきら:日日日
絵師  :エナミカツミ
デザイン:あさくらてつや+:朝倉哲也+designCREST
編集  :?

アンダカの怪造学→bk1、→amazonは、虚界(アンダカ)から怪物を呼び出して使役する怪造学で、モンスターを友達として共存できるような世界を作りたいと本気で願う少女が主人公の物語です。いわゆる学園伝奇ものですね。
個人的には、難しい事を考えるのは苦手だけどとにかく正義の味方を目指す、突撃隊長な性格をしている戦橋が好きです。2巻から登場する彼女は3巻でも相変わらず正道一直線な正義の味方っぷりを発揮しています。
余談ですが、現状における日日日作品のお気に入り度は

06/05/01 - の記事

魔法薬売りのマレア

タイトル:魔法薬売りのマレア(小説:スニーカー文庫)
作者  :やまぐちのぼる:ヤマグチノボル
絵師  :TASA
デザイン:あさくらてつや+:朝倉哲也+designCREST
編集  :?

魔法薬売りのマレアは、魔法薬作りの才があるマレアと、兄であり魔法薬の材料探しの名人・ミソギが薬を売りつつ行商の旅を続けるロードノベルです。
兄のことを、明らかに兄妹の枠を超えて好き好きなマレアの歪みッぷりがまず見どころのひとつ。なにせ兄に褒めてもらいたいけれど、同時にこっぴどく叱ってほしいというM気質でもあったりします。
そしてヤマグチノボル作品全般に言える事ですが、そういうおちゃらけ設定を用意しつつも道中出会う出来事は、かなり切なくなるものが多い事