九回二死、完全試合まであと一人。 この物語は、いきなりこんな場面からはじまる女子野球小説です。
いやもう、超燃える! 野球以外のシーンは最低限しか出てきません。妙な絡め手は無用!とばかり、これでもかこれでもかと言わんばかりにひたすら野球シーンが続きます。 ここまでまっすぐなスポーツものはそうは読めません。 私がスポ根ものが好きというのもありますが、赤枠おおすすめです!
(文案整理中)
ちょっとばかし、設定とかが変化球な部分があってその辺がカオスっぽい雰囲気を作り出してますが、一言で言うなら とある有能なメイド視点から見た一家によるホームドラマとでも言うべき話です。 ミステリではあるんですが、あまり謎解き部分にウェイトは置かれていません。 それよりも、タイトルの通り「メイドVS名探偵」という構図が興味深い一作に仕上がってます。
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