名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ひびきてんせい:日比生典成

08/08/10 - の記事

ふしあわせなら手をつなごう!

タイトル:ふしあわせなら手をつなごう!(小説:電撃文庫)
作者  :ひびきてんせい:日比生典成
絵師  :田上俊介
デザイン:?
編集  :?

『あなたの憎しみにふさわしい呪いを。ただし、ふさわしい報いが訪れることになる』
必要とする人の目だけに映るという神呪屋。その神呪屋の息子で、人の幸福と不幸の天秤が見えてしまい、さらに人が不幸なとき自分の幸福を分け与える能力を持つ優哉を中心とした物語。連作中編形式。
人との絆、優しさについて再認識するような話です。

07/07/11 - の記事

海をみあげて

タイトル:海をみあげて(小説:電撃文庫)
作者  :ひびきてんせい:日比生典成
絵師  :尾谷おさむ
デザイン:?
編集  :?

10年前の震災の後から、鯨が空を飛ぶようになったちょっと不思議な町の話。
飛んではいるけど、実体はなく海も実際には存在しなく、でもなぜか吹いた潮は地上に振って来るというなんとも変わった設定です。
あとはもう青春だなおい、としかいいようのないボーイミーツガールな展開が。
派手さはありませんが、地味にいいお話でした。
よく考えたらこんな妙な設定もないんだけど、思わず「こんな街があったら行ってみたい」と思わせてくれます。
ただ、キャラなどなどとにかく地味なのは否定しようがないので、むしろ地味は歓迎という人向き。

06/12/12 - の記事

かぐや日記―GIRL meets BOY from AKITSUSHIMA

タイトル:かぐや日記―GIRL meets BOY from AKITSUSHIMA(小説:電撃文庫)
作者  :ひびきてんせい:日比生典成
絵師  :東まさかづ
デザイン:?
編集  :?

ほんわかポジティブファンタジー。
人見知りな少女・かぐやのクラスに、ある日ちょっと風変わりで爽やかな転校生の少年が。
しかも後から実はその少年が異世界の王子様である事が判明し……
ともかく、およそ何が起こっても円満解決、そしてキャラクター達も不思議慣れ?してます。そんなお話。