名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

いとこうへい:伊都工平

11/12/28 - の記事

犯人は夜須礼ありす

タイトル:犯人は夜須礼ありす(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :ろんど
デザイン:?
編集  :?

同級生を殺害して逃走中だったクラスメイトの少女を匿って幕を開ける物語。なんですが……話の着地が全く読めないという点においてミステリ好きにもおすすめしたい一作。

ストーリー展開が読めないことでは定評のある作者さんで、なにしろ「ああだいたい話の展開が読めた」などと思っていると、最後の数ページであっさりひっくり返してくるので油断が出来ないのです。
今回? もちろん安易に読めた、などとは思わない方がいいですよ?
おすすめです。

10/03/01 - の記事

Xの魔王 2

タイトル:Xの魔王 2(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :万国あゆや
デザイン:?
編集  :?

魔王と、魔王に協力させられる勇者が主役のファンタジーなんですが……
正直、この人の書く作品は物語に複雑怪奇に仕掛けられたジェットコースター展開や超展開(褒め言葉としてなのでお間違えなきよう)こそがウリなので、うかつに説明できないんですよね。

あっと驚く展開の数々が好きな人なら絶対におすすめします。
モノケロスの魔杖は穿つなんかも「こんな展開予想できるか!」となること請け合い。

09/07/24 - の記事

Xの魔王

タイトル:Xの魔王(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :万国あゆや
デザイン:?
編集  :?

さすが、伊都工平。期待を裏切りません。

魔王と、魔王の前に屈服して協力する者が主役の、勇者が活躍するファンタジーの逆バージョンですが……
単なる魔王が勇者に逆襲するだけの単純な物語ではなく、最後の最後まで落としどころが読めないストーリー展開です!
続編はある程度視野には入れていると思いますが。、読み切りとして問題なく楽しめるつくりになってますよ!
おすすめ。

08/09/26 - の記事

さくらら!

タイトル:さくらら!(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :ミヤスリサ
デザイン:?
編集  :?

設定をさらっとなぞると、シャナのような現代ファンタジーの王道をひた走るはずが、気がつけば国道も県道もそれて私有地を走ってました、みたいな物語。さすが伊都公平、何を書いても自分色になってしまうようで…… 

07/12/25 - の記事

モノケロスの魔杖は穿つ4

タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ4(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?

数分前に読み終わったばかりなので、きちんとした紹介はまた後ほど。
とりあえず今の気持ちだけを簡潔に。

なんという超絶展開。だがそれがいい。スケールのでかい話を求める方はぜひとも手を出すのだ!

07/07/26 - の記事

モノケロスの魔杖は穿つ 3

タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ 3(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?

現代を舞台に魔法ファンタジー、には違いないんですがものすごく偏った作りです>褒め言葉
会話のセンスは非常に独特で、どこか変。緊張感があるのかないのかわからない。
設定などは非常に細かく、設定スキーにはよだれもの。
そして物語の設定や展開は、まず事前に予想しきるのは無理でしょう。
この3巻の展開は予想外すぎて「な、なんだってぇぇぇぇぇ!!?」という感覚でした。完全にやられたorz
確実に読み人を選ぶ作品ですが、でもおすすめです。

07/02/24 - の記事

モノケロスの魔杖は穿つ 2

タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ 2(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?

相も変わらず、あまりにも濃い設定の連発、そして独特なテンポの会話、そして燃え。
ちょっとしたネタバレになってしまいますが、もしまだシリーズに手を出されてない方は表紙絵、そして巻頭カラー挿絵を見てみましょう。もし、そこで魂が動いたら間違いなく買いです。今からでも遅くないからファンとなるべし。
「非常識にでっかい剣と少女」という組み合わせは実に燃えます。

06/10/24 - の記事

モノケロスの魔杖は穿つ

タイトル:モノケロスの魔杖は穿つ(小説:MF文庫J)
作者  :いとこうへい:伊都工平
絵師  :巳島
デザイン:?
編集  :?

素晴らしい! なんて趣味的な!
「第61魔法分隊」「バシレイス」という単語に反応できる方は、何も考えず買いに走りましょう。

独特の設定とか大好きな方にはこれ以上のごちそうはありませんよ? 以下、あらすじに書かれてる程度のことしか触れませんが一応発売日前なのでネタバレ対策。