名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

06/06/24 - の記事

『誰か今のライトノベル界をどうにかしてくれ。』という話題について。 (コメント有効)

記事の紹介の前に、別に私も「なんとかしてくれ」などとは思っていません。
後で少し触れますが、少なくとも下の記事とは全く違う方向で多少気にしてるぐらいです。

  1.クロサキイオンの徒然草 - 誰か今のライトノベル界をどうにかしてくれ。
  2.元村良一 個人ページ「元」 - 誰か今のライトノベル界をどうにかしてくれ。
 3.ウィンドバード::Recreation - 急募:今のライトノベル界をどうにかしてくれる方
  4.今のライトノベルをどうにかする必要はあるのか?
  5.「今のライトノベル界をどうにかしてくれ」と言う前に読者ができるたった一つの冴えたやり方

すごーく大まかな流れとしては、1がまず問題提起、2,3による賛同や分析、4,5による反論です。
全部読むのはなかなか大変でしょうが、最低限1は読まないとどうにもならんですね。

適当に反応してみます。
1で
>電撃なんか「ライトノベルを突破しろ!」というアオリまで作ったけど、一番ライトノベルらしい゛軽薄さ"が漂うのは電撃である。電撃からライトノベルを突破した人間なんていたか? ライトノベルを突破した作家って、桜庭や乙一とか村山由佳とかだよなぁ。
言うのも野暮ですが、エンターテイメント小説が「軽薄」で何か問題があるとは思えません。重厚なテーマを持ったライトノベルは私も好きですが、そんなもんばっかり食ったらお腹壊します。私がバカ小説をやたら支持するのはこの辺に理由があります。

以下は特にエントリで明確に言葉にされてるものではないのでただの持論です。
私はそもそも文章が上手いことがライトノベルに必ずしも必要な要件だとは思ってません。日本語として読めないようでは問題ですが、わかりやすければそれでよし。内容が薄い? 三日経ったら内容忘れる? それがどうして悪いのか。軽薄結構。面白ければそれでよし。エンタメとはそういうもんじゃないのかなあ?
もちろんそこから一歩抜け出た、テーマ性や美麗な文章表現なども歓迎しますが、よいか悪いか決めるのは最終的にはお客です。こんな場末の濃すぎる戯れ言(このエントリのこと)なんて吹いて飛んでしまえばよいのです。

なお、別に私はライトノベルの現状も特に問題とは思ってません。個人的にはライトノベルの全体としての売り上げはもう頭打ちだと考えているので、新規参入レーベルは苦戦・一部は討ち死にが予想されますが、売れなければ淘汰されるのは今にはじまったことではないですし(既存レーベルと共倒れになられるのは困りますが……)。「なるようになる」んじゃない?

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from ライトノベル名言図書館 on 月曜, 2006/06/26 - 21:47

『誰か今のライトノベル界をどうにかしてくれ。』という話題について 全部把握してい

from F.Y.A.E./review ver. on 日曜, 2006/06/25 - 18:14

ライトノベル関連の情報でいつも参考にしている「まいじゃー推進委員会」で見かけたこの記事の話題について。前提条件はリンク先にあるまとめを参照してください。
海老庵がライト...

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