名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

11/04/03 - の記事

本日の名台詞

『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能(ギフト)を試すことを望むのならば、
己の家族を、友人を、財産を、世界の全てを捨て、
我らの”箱庭”に来られたし』


タイトル:問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!(小説:スニーカー文庫)
作者  :たつのこたろう:竜ノ湖太郎
絵師  :あまのゆう:天之有
デザイン:?
編集  :?
キャラ :黒ウサギ (14 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

世界からはみ出すほどの強い異能を持った問題児三人が、異世界に召喚される物語。キャラが動く動く!

それでは台詞解説。
まあこれは台詞っていうか、問題児達を異世界に誘う招待状です。「全てを捨て」という部分が、なにげに重い意味を持ってます。

それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール

タイトル:それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール(小説:スニーカー文庫)
作者  :つちやつかさ:土屋つかさ
絵師  :さくらねこ
デザイン:?
編集  :?

「ルール」がテーマになった、現代を舞台にした魔法もの。

前作の「放課後の魔術師」でもそうでしたが、今シリーズは魔法をあらゆることが可能な万能のものと定義せず、厳格な制約に縛られる法則としているのが特徴でそこが魅力となってます。

問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!

タイトル:問題児たちが異世界から来るそうですよ? YES! ウサギが呼びました!(小説:スニーカー文庫)
作者  :たつのこたろう:竜ノ湖太郎
絵師  :あまのゆう:天之有
デザイン:?
編集  :?

全く嘘偽りなくタイトル通りの内容です。

あまりにも強すぎる異能を自分たちでも持てあまし、退屈し、あるいははみ出し者となっていた問題児三人。彼らを黒ウサギがとある目的のために召喚したはいいけれど、全然思うとおりには動いてくれなくて逆に振り回される、てな異世界召喚もの。
キャラのパワーが半端ないです。
あと、個々のキャラはチート級に強すぎる面々なんだけど、理屈や展開をうまいこと組んでそれなりの緊張感が保たれているのもグッド。
なにより最初の掴みで一気に持ってかれましたね。赤枠おすすめで!