名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/02/08 - の記事

幕末魔法士―Mage Revolution

タイトル:幕末魔法士―Mage Revolution(小説:電撃文庫)
作者  :たなべそうじ:田名部宗司
絵師  :くらもとかや:椋本夏夜
デザイン:?
編集  :?

第16回電撃小説大賞<大賞>受賞作。

さすがの大賞。萌えに一切頼らず純粋の物語の魅力でここまでおもしろいとは! 当然のように赤枠おすすめで。

中身は攘夷派による開明派の誅殺が吹き荒れる幕末の世を舞台に、魔法士と呼ばれる者達が力を持っているという設定の幕末ファンタジー。

ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります

タイトル:ご主人さん&メイドさま―父さん母さん、ウチのメイドは頭が高いと怒ります(小説:電撃文庫)
作者  :えのきづむだい:榎木津無代
絵師  :双龍
デザイン:?
編集  :?

第16回電撃小説大賞<銀賞>受賞作。

わたくし、メイド好きではありますがゴシックメイド原理主義者です。
フレンチ系のミニスカメイドは破廉恥で慎みがなくてダメダメ。
……しかし。

「メイドさま」なら仕方ないな!
ただのメイドではなく、メイドさまなのが重要。
態度は大きいんですが、いわゆるツンデレとは違います。読めばわかる。
物語も主人公の変態性が半端なくまっすぐでブレがない。
これはいいものですええ!