名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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10/02/16 - の記事

本日の名台詞

「お前はまだ日本に来て日が浅いから知らんだろうがな」
「東京には手を出しちゃいけないものが三つある。将門の首塚と赤坂の料亭と、そしてクマだ」


タイトル:ありすとBOBO -猫とマグロと恋心-(小説:GA文庫)
作者  :かわさきやすひろ:川崎康宏
絵師  :ちばさどる:千葉サドル
デザイン:?
編集  :?
キャラ :王 (122 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

簡潔に言うと、読者サービスにも配慮した川崎康宏作品。
でも、本質はどこまで行っても川崎康宏。

それでは台詞解説。
なんだこりゃ?と思うかもしれませんが……まず将門については言うまでもないですね。東京を守護する超強力な霊。二番目は政治家の大事な談合は赤坂の料亭で行われることから来てます。そして三番目はそのものズバリクマのボーボーのことを指してます。そこまでおそれられていたのかボーボー。

ありすとBOBO -猫とマグロと恋心-

タイトル:ありすとBOBO -猫とマグロと恋心-(小説:GA文庫)
作者  :かわさきやすひろ:川崎康宏
絵師  :ちばさどる:千葉サドル
デザイン:?
編集  :?

イラストはかわいらしいし、内容も(この作者にしては)少しおとなしめな出だしかな?などと思ったら……

なんのことはない、やっぱり川崎康宏はどこまでいっても川崎康宏でした。
アリスは完全に読者の癒し担当(笑)で、真の主役はクマ、間違いない。

神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト

タイトル:神曲奏界ポリフォニカ ピュアリー・ホワイト(小説:GA文庫)
作者  :たかどのまどか:高殿円
絵師  :凪かすみ
デザイン:?
編集  :?

ポリ白は今回状況が動きまくって、全編みどころ。
スノウの異質さはさらに明らかになり、そして後戻りできそうにない激動が押し寄せてます。