名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

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10/02/15 - の記事

本日の名台詞

「奇跡は起こらないのですか」
「あなた方はわたしたちの村で奇跡を起こして私たちを救ってくれました。そのあなた方が」
「そのあなた方が奇跡で救われないのだとしたら、どうして私は神の教えを人に説けるのですか?」


タイトル:狼と香辛料 14(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エルサ (284 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

狼と香辛料より。

ではさっそく台詞解説いきましょう。
これは前提に、ホロとロレンスの別れが避けられない状態であることがあります。ただ終わり方がこれはないんじゃないか、ということですね。聖職者であるエルサがこういうことを言うのは当然のようで、実はかなりすごいことなんですがそこはまあ実際読んでないとわかりにくいかも。
ベタではありますが、初心に帰ろうということで。

ロウきゅーぶ! 4

タイトル:ロウきゅーぶ! 4(小説:電撃文庫)
作者  :あおやまさぐ:蒼山サグ
絵師  :てぃんくる
デザイン:?
編集  :?

部員の不祥事でバスケ部が休部になって活動場所を奪われた高校生が、初心者集団の小学生の少女5人に1からバスケットボールを教えるというもの。
スポ根というラノベでは非常に厳しい素材を、上手いことロリとかロリとかロリとかそういう要素を放り込むことで敷居を下げるというこの作戦はお見事でした。

ただし。
あまりの歪みないロリ志向によって、主人公の幼なじみで高校生の少女・葵は今回見せ場は数多くあったというのに、お前みたいな育ちすぎたババア(高校生です念のため)に用はないと言わんばかりに、カラーはおろか文中の挿絵すら一枚もなかったという……なんという報われなさ!

放課後限定勇者さま。 2

タイトル:放課後限定勇者さま。 2(小説:電撃文庫)
作者  :ななえひろたか:七飯宏隆
絵師  :八重樫南
デザイン:?
編集  :?

異世界召喚を受けた”勇者”格理終夜は実はただのニートを望む無気力な少年。
ただ、そんな彼にもひとつ大きな隠し技を持っていた
それが、自在に違う世界へと渡る能力」。
世界を自由に行き来するだけの能力を使って、一行の勇者探索行は続く。

異世界召喚もののちょっと変化球版です。
たまにきつい現実と向き合わせるところがこのシリーズの好きなところ。
あと、終夜に明らかに気が向きはじめた殿下かわいい。

狼と香辛料 14

タイトル:狼と香辛料 14(小説:電撃文庫)
作者  :はせくらいすな:支倉凍砂
絵師  :あやくらじゅう:文倉十
デザイン:?
編集  :?

もはや説明不要な、行商人ロレンスと賢狼の化身horo二人の旅路を描く経済要素のあるロードノベル。

諸般の事情?も手伝ってか、なかなかヨイツにたどり着かない二人ですが、今回たどり着かないなりに少々進展が出てきましたね。