名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/02/01 - の記事

レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女

タイトル:レイセン File1:巫女とヒキコと闇少女(小説:スニーカー文庫)
作者  :はやしともあき:林トモアキ
絵師  :上田夢人
デザイン:?
編集  :?

個人的には最終巻は2009年のライトノベルベスト1だったと思っている林トモアキの傑作『戦闘城塞マスラヲ』の外伝、もしくは後日譚です。

川村ヒデオは相変わらず引きこもりの負け犬根性が抜けていませんが、それでも明かな進歩が見られますね。そして「みんな」が待ちに待っていた、名護屋河睡蓮がついに降臨だああああ!!

相変わらずのカオスで無闇に勢いがあるノリは健在。おすすめ。
真面目に話を進めるかと思えば、唐突にそして盛大に脱線しはじめるのはもはや仕様です。

空色パンデミック1

タイトル:空色パンデミック1(小説:ファミ通文庫)
作者  :ほんだまこと:本田誠
絵師  :庭
デザイン:?
編集  :?

第11回エンターブレインえんため大賞<優秀賞>受賞作。

邪気眼キターーーーー!!!

いきなり冒頭から「力が……勝手に……」「右目が、疼くの……」ですよ!
邪気眼ネタの物語は時折出てきますが、「空想病」という病気を設定して、発作が起きると正義の使者とかになりきってしまうという、その発想はグッジョブ。
おすすめです。