名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

過去ログ

10/01/13 - の記事

空ろの箱と零のマリア〈3〉

タイトル:空ろの箱と零のマリア〈3〉(小説:電撃文庫)
作者  :みかげえいじ:御影瑛路
絵師  :鉄雄
デザイン:?
編集  :?

所有者の願いを叶えるが、願いに対する諦めや否定的な部分も正確に叶えるために多くの場合は箱の所有者も意図しないやっかいな状況を生んでしまうという”箱”。
その箱によって囚われた世界からの脱出を目的とした物語。シリーズをものすごくかみ砕いていうとそんな感じです。

毎巻置かれるシチュエーションがかなり違うのですが、今回は明確にゲーム小説の体裁をとってます。
いやあもう半端じゃない殺伐さ。人のエゴとか生存欲求出まくりですね。

らぶちゅー!―ボクが女教師!?

タイトル:らぶちゅー!―ボクが女教師!?(小説:電撃文庫)
作者  :かざみめぐる:風見周
絵師  :なつめえり
デザイン:?
編集  :?

えーと。
今日も日本は平和です>比喩的な意味で

なんていうかですね。もともと電撃萌王の企画だということですから、読む前からまあそういう内容なのは想像ついてましたよ? でもねえ?
魔法で”アレ”をプレーリードックに変えられて、女子中学生が大人になるためのお手伝いさせられるって……
なんていう狂った話。ああ、かつて殺×愛の作者だった(過去形)人は遙か彼方に旅立ってしまったのだなあ。でもまあおすすめです。
シリーズで読み続けるかどうかはともかく、一見の価値はありますね。